2004/ 8/ 7土 (text by tw)


昨日突如、バトンの来季ウイリアムズ移籍が発表された。

バトン側の視点から考えて BARからウイリアムズへ行くメリットが見出せないので、

彼本人の希望からではなく、他のどこかの都合からウイリアムズに行かさせられた、という可能性を思う。

どこの誰が、何を画策したのか?

(誰かがBARの戦力を引き下げたい為に? それともBARのシートを開けたい?)

真相を解き明かすポイントは、バトンが移籍に合意した理由も重要だろう。



ウイリアムズは今回の発表をする事で、今シーズン残りレースでのBARの戦力を低下させるメリットはある。

今シーズンは残り6レース、現在のコンストラクターズ・ポイント。

 2位 ルノー: 85
 3位 BAR: 76
 4位 ウィリ: 47

BARには2位の可能性も有り、安易に次戦からデビッドソンという訳にはいかないだろう。



BARは当然、2005年もバトンの契約がある事を主張しているが、

今回の様な発表をされては もうバトンを来季の戦力として考えるのは難しいので、

BARは権利を正当に主張して、ウイリアムズから取れるものは取るのがセオリー。




「BAR側から見た、2005年ドライバー候補リスト(の予想)」  2004/ 8/07時点
バトン 2位 心はもうウイリアムズに移籍済みなので、無理にBARで走らせてもチーム内関係で問題。
バリチェロ 7勝 フェラーリはまず手放さないが、もし来れたら最適のドライバーかも。
ハッキネン 2冠 F1に復帰するかは本人の気持ち次第。 現在のスピードは未知数。
ジャック 1冠 BARで走る事にするかは本人の気持ち次第。 ハッキネンよりブランクは無い。
トゥルーリ 1勝 速さはピカイチ。 ルノーのノウハウを持ち込める。
クルサード 13勝 速さはトゥルーリよりは落ちそう。 マクラーレンのノウハウを持ち込める。
ハイドフェルド 3位 ファーストドライバーとしてチームを引っ張り上げるには格不足?
デビッドソン --- 期待の若手。もし佐藤を切る場合は継続性の点から要検討。
ブルツ 2位 地味だが実力派かも。 マクラーレンのノウハウを持ち込める。
ダマッタ 6位 ほとんど興味は無いが一応リストアップ。



「ドライバー側の事情(の予想)」  2004/ 8/07時点
バトン 2位 ウイリアムズ移籍を発表した以上、もうBARでは良い関係では走れない。
バリチェロ 7勝 M.シューマッハが居る限り、フェラーリに居ては勝てない。
ハッキネン 2冠 現在、自分の気持ちと相談中。。。
ジャック 1冠 あのチームには戻りたくないが、マシンは速い…(大いに迷う)
トゥルーリ 1勝 トヨタよりBARの方がマシンは速い筈。(←今人生の分岐点)
クルサード 13勝 思わぬ大チャンス。即売り込み。
ハイドフェルド 3位 BARに売り込むチャンス。
デビッドソン --- 継続性の点から自分が採用されてもいい筈。
ブルツ 2位 マクラーレンから出なければ、まずレギュラーにはなれない。
ダマッタ 6位 期待薄だがBARに売り込むしかない。


もしも自分がBARの立場ならば、

 第1希望: バリチェロ
 第2希望: トゥルーリ
 第3希望: クルサード

チームにフェラーリの仕事の方法を注入できたならば、それ自体がとても大きいのと、

チーム全体が、フェラーリからやってきたドライバーが在籍すると意識する事で、チームの意識を大きく変える効果が有る。

まずはバリチェロと話をして彼の契約を確認し、その契約が崩せない内容である事を確認したら、

トゥルーリとクルサードに具体的な話しをして、

最終的にはクルサードよりも先の有るトゥルーリを選択するだろう。

さて、BARホンダの選択は?



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