2005/ 1/17月


昔は 日課の如くマシン・デザインをやって居たのに、

この二年間、デザインをしている時間が めっきり減ってしまって居て 非常に良くない。

減った理由は明らかで、テンションと使う時間の問題。


ここ数日はF1ニューマシン発表に刺激されつつ過ごして居るので、

色々と思い浮かんだものがあって この日は空力デザインに時間を使ってみる事にした。




まずはフロントの空力。

2001年の始めに考案したアイデアの今年版。

今年からフロントの両側の高さが 更に50mm 引き上げられたので、

最大ダウンフォース発生量の限界について頭の中で確認しておく。


この構成は、たぶん 力が上手くかかってウイングが折れないでくれると思うんだけど、

仕切り板を使う方法は、肝心のコーナリング時の気流が駄目かも。 でも一応描き留めておく。




次。 テーマは、「車体のリフト発生を無くしたい。」

ノーズ上面の圧力と全体のデザインについて の続きをやってみる。

現代フォーミュラカーのノーズ上面は凸形でカーブしているので、

凹カーブのノーズ上面が出来ないか 色々と考えてみる。


− ノーズを先端を高く、細く、上面を凹カーブに −  (プロジェクト、X・・・。)

ドライバーの目線で最低限必要なノーズ先端の高さで設定してデザインを進めて居たら、

とりあえずは 1992年から数年間のベネトンの様なバナナノーズになった。

ノーズ上面に規定で許される範囲の 500mm幅の受け皿 を付けたらダウンフォースになるかも。

ノーズ下側の気流を外側へ吸い出したいので 3つもトンネルを付けて広げてみたが、

これだと車体全体の空力デザインは駄目だろうなぁ。


引き続き、何か ノーズ上面で流速を上げない方法はないかなぁと考える。



そして、ノーズ上面で「ネガティブなリフトを発生させない方法」について考え、

色々と頭の中で試して居たら、頭の他の引き出し達と連係していって・・・、

BARも新車で、昨年のマクラーレンに引き続いて フロントの前に出せる中央の400mmを使ってきたのが頭に有って

あの区間にウイングを使う方法は? と色々考えた。



ノーズの短い、昨(2004)年のウイリアムズの案の応用を思い付いた。

この図の段階ではまだ気流は普通のデザインと大きくは変わっていないが、

前方のウイングとノーズの形の兼ね合いを調整すれば、

課題としていた速い気流がノーズ上面に作用するのを変えられる筈。


先のバナナノーズの時にやっていた「先端を高く、細く、上面を凹カーブにした物」とは正反対の、

「先端を低く、幅は広く、上面を凸カーブした物」となった。



上から見た図。

コーナリング時の気流に対応する為の案で、全体的にウイング形状をカーブさせた。

カーブを利用して、ノーズ手前のウイングは 規定で許される中央400mmを使って前に出した。

フェラーリが直線的に後退角をつけたフロントウイングを 1998年の終盤から

2000年の終盤まで使っていたが、あの手の空力が有効ではないのか未だ自分は答えを知らない。

ペン入れした後に気付いたが、しくじって前輪を操舵させていない…。 (ブランクありあり)


BARのページを仕上げたら、3.8.4対策の後輪手前の誘導デザインと、

低くなったサイドディフューザー下面からセンターへつなげるデザインをやらんとなぁと思いつつ

御疲れで夕方寝る。


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