レーンチェンジャー対策マシン 製作・撮影・text・Web掲載 by tw (2012. 3.17土)

昨年9月に作ったマシンのセッティングを進めたら現在こんな形となっている。

これはJCJC(ジャパンカップジュニアサーキット)のレーンチェンジャー(LC)対策セッティングで、長距離レイアウトでLC設置数が少ないコースには向かない。


あまりにもLCでふっ飛んでいたので業を煮やして昔のパーツ「ダウン スラスト・ローラー」を投入。これで強制的にフロントをLCで下向きにさせた。

最初ダウンスラストの力でゴムローラーが外れたので、ゴムローラーと内側のプラ軸パーツを接着。これで挙動も安定した。


右前ローラーのスラスト角は、FRPプレートを上下に積層接着し、ピンバイスで斜めに軸を削り出した。

右フロントローラーの取り付けプレートはビス留め式で交換可能。


リヤローラーは、左をAOパーツの830、右を9mmベアリングとした。

触れてみた感じだと、830より9mmベアの方がローラー角のエッジが鋭い様なので、LCでの食い込みを期待し採用。
830より9mmはタイムは落ちたが今のところLCは入っている。


黄色の矢印は、ギヤボックス・カバーのネジ留め。
以前、店舗レースのフリー走行でコースアウトし、
カウンターギヤをベアリングごと紛失した痛い経験から。



とりあえず普通にJCJCで計測してみたら3秒41。

このマシンはLCでブレーキがかかり、車速が戻るのに時間を要しているので、JCJC 1セットではタイヤは中・小径の方が速いだろう。

今のマシンであと速くできる事は、電池を充電直後の暖かい状態で0.25秒、新品モーターで0.15秒くらい見込めるか?

このマシンで致命的なのは、4輪のベアリングを六角のままで、ホイールとシャフトを接着してしまい交換不可能となってしまった事だ。(ヒント: アルコール)

後日入手できたAOパーツの620の性能を完全に見くびっていた...。


(このページの最新更新日: 2012. 3.17土
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