2012年ジャパンカップ 其の三・最終戦 製作・撮影・text by tw (Web公開日: 2012.10.01月)

 2012年ミニ四駆ジャパンカップ(最終戦)東京大会Rd.3 MEGA WEB
 マシンは前の2戦から得たデータから基づいた改良型で、結構な自信作と成っている筈だった。
 それでは昨日2012年 9月30日ジャパンカップに参戦した筆者のマシンとリザルトを以下公開する。

リヤの赤い矢印で示す通り、
リヤ・ブレーキを前後長いっぱいまで長くした。
これはナイアガラスロープの通過速度を少しでも低下させたい為。

その形状はFRPプレートを増設接着し、
ブレーキを路面へ満遍なく擦り付けられる様、
ヤスリでRをつけた物とした。




前回、ジャンプ後の着地で少し跳ねた際に、
若干リヤの方が大きめに跳ねていた為、
リヤヘビー化も兼ねてマスダンパーを1つ増設。



その手前にあるバッテリーを納めるアンダーカウルは、
細かい「V字」の溝を彫った。
これは意図的に微小な渦流を発生させ、境界層の成長を軽減する狙いだ。
溝を横方向へ意識して彫った理由は、
ジャンプでの落下時に最大の空力性能寄与を狙った事から。

こうした微弱な加工を行う理由は、
もし千分の1秒差とかで負けたらシャレにならないからです。




リヤ・ギヤカバーは、外れない様にビスとワッシャーで抑えた。
大ジャンプ後の着地でギヤケースが吹っ飛んだりしたらシャレにならん。


今回の大会では、当日入場して案内チラシを受け取り読んでみると、
前回までの品川大会と異なり、予選は1回しか出走できない事が判明。

リザルトは、
第一予選でトップを走り、ぐんぐん後続を突き放し、
しかし3周目ナイアガラジャンプの着地で、
地味に外側へ横転… コース内でストップ、リタイヤ。(嗚呼…)

マシンを横に立てた時に、あえて車体が下へ転ぶローラー高にしておくか、
リヤ・ローラーの上側にもスタビを設置しておくかすべきだった。
まだまだ甘い筆者であった。

− 今年の長ーいミニ四駆の夏が終わった −

心底疲れた...

予選会場でレッドブルのキャンペーンガールが二人おったので、
無料だったので計2缶頂いて飲んだが、カフェイン入りで夜眠れんかった;



(このページの最新更新日: 2012.10.01月
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