ミニ四駆グランプリ2014 Autumn 東京大会

製作・撮影・text by tw / Web公開日:2014.12.01月

11/30日、ミニ四駆グランプリ2014 Autumn 東京大会に参戦した。会場は品川シーサイドフォレストオーバルガーデン。
以下、筆者のマシンとリザルトを記す。 コースは、かっとびウイングサーキット

  

まず、TTSナカムラ総統にはどうご報告すればいいか分らないのですが、今回投入したマシンはTTS仕様ではなかったのです…。
今回のオータム用マシンはTTS入りする前に完成しており、新橋でテストしてありました。
TTS仕様のボディに交換すると、アダプタを変更しないと乗らず、するとボディ提灯の前後重心位置と質量が変わってしまい、テスト走行がやり直しになってしまう為です。。。

【スペック】
シャーシ: 蛍光オレンジVS / フロントバンパー: FRP固定
モーター: ハイパーダッシュ3 / バッテリー: ネオチャンプ / ターミナル: ゴールド
ギヤ比: 3.5:1〜4:1を現地調整 / ギヤ: カーボン配合クラウン&中空プロペラシャフト
ホイール: 大径ライトウエイト / タイヤ: 大径バレルハーフ+ダミースポンジ
フロントブレーキ: 黒色スポンジ2段+左右緑 / リヤブレーキ: 灰色スポンジ巻き付け
フロントローラー:19mm軽量オールアルミベアリング / リヤローラー:19mmプラリング付きアルミスポーク
ドライブシャフト:72mm中空ステンレス、ホイール貫通 / カウンターシャフト:フッソコート / それぞれ620ベアリング

今回のオータムは高速サーキット。今回の筆者のマシン・コンセプトは、規定一杯のロングローラーベースだ。
ローラーベースが長い方が、コーナーで内回りできるので、タイムが速い。
立体コースでフロントオーバーハングを短くする理由は、ジャンプ後の着地でコース内に留める目的だが、
今回のコースは、下りスロープが低く緩やかで、且つその次がRの緩い2100コーナーなので、フロントを短くする必要はない。


  


  


  


今回から充電器はパーフェクトネオを使用する。

水曜、スプリントダッシュで止まるまで放電、2.5A充電
木曜、同放電、2.8A充電、
金曜、同放電、2.9A充電、
土曜、同放電、3.2A充電、翌日レースで使用。



大会当日、朝3:55に起きて、6:50頃に会場到着、1人分のピットを敷いてから並び、受付番号 812。

レースが始まって階段に移動し、オープン側コースを観察し、タイムも計測。
34〜33秒が多い。もっと遅いグループも結構いる。
岡山大会までだと最速は28秒台に入っていたらしいので、今回はかなり遅いコースコンディションだ。
完走率低し。1レーンと2レーンのスロープ登り後の2コーナーと、レーンチェンジでばんばん吹き飛ぶ。
たまにデジタルカーブや、他のセクションで飛ぶのも目撃。

次に、ジュニア&ファミリー側のコース観察&タイム計測。こちらも完走率高いとは言えない感じ。タイムも同じくらい。
ただ、最速の人は30秒台を記録した。

どちらのコースもコースアウトが心配だが、少なくても速い人は存在するのだから、速度負けしない様にしつつも、
今のコースコンディションが“危険”な事を警戒し、1次予選のギヤ比を3.7:1に決めた。フロントブレーキは中央黒で行く。

自分の1次予選、振られたコースはジュニア&ファミリー側となった。
この時間だともうジュニアとファミリーの出走が終わっており空いていた。
レースは、大差つけて快勝! 1次予選通過!
めちゃくちゃ速くて、コースアウトしないか最後まではらはらどきどきだった。。。



そして気付いたが、モーターのマウントが緩く、カウンターギアとの噛み合わせがキツイ。
これは新橋のテストの時に調整したのに何故…。2次予選へ向けて治す作業をした。
治すと速度アップしてコースアウトが心配になるが、ここで治さないと速度負けする可能性が頭を過ぎる。
セロハンテープでタイヤの汚れも取った。

2次予選の様子を観ながらタイムを計る。意外にあまり速くなっていない…。まだコースアウトするマシンが結構ある。
速いのは危険だな…。ギヤ比もブレーキもこのままで行こう。

そして自分の2次予選。スタート、めちゃくちゃ速い人と当たった!
だが超接戦! 追い上げている! このペースで行けば勝てるッ!!


3〜4周目、ズギャンッ!!

デジタルカーブで跳ねられて飛んだ…


高速のデジタルではスライドダンパー必要だった...。

こう、“デジタルカーブも含め、大径ローラーを使うなら正直スライド要らないのでは?と思ってしまった。
過去4年の公式レースで、スライドダンパーがあればコースアウトしなかったというリタイヤはまだ無いんだよなぁ…。”

と書いた
後のレースで必要になった・・・。


ただ、モーターマウントを治しても3〜4周はしていたので、マシンは全く的外れな考え方ではなかったと思う。
もしモーターのマウントを治していなければ速度負けしていた。
しかし、前輪の掃除をしなければ回頭性が上がって、デジタルで跳ねられなかったかもしれない。
次から前輪の掃除はしないでみようか。また一つ勝つ為の方法を知った。

そして、リヤのマスダンパーが不要な事も分った。サイドマスダンのみで完走できる。



会場では、お子様連れのTTSナカムラ総統と、TMFLの工場長らしき方を見かけた。漫画と同じ顔なのでたぶんご本人だと思う。
タイム計測中で話かけに行けなかった。。。次こそは。

帰る前に空いた物販を観る。金ラメのカーボンプレートだけ売り残っていた。これ弱いという話なんだよね。
ロックナットを2袋買って帰路。脚痛いけれど、本当に体力がついた。
6月のジャパンカップ開幕戦の時なんか、座って待って居るだけで限界だったものね…。

次はTTSマシンで公式に出る! 次も勝ちにいくつもりで行く!!

(このページの最終更新日: 2014.12.02火)

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