2015ミニ四駆ジャパンカップ静岡大会

製作・撮影・text by tw / Web公開日:2015. 7.07火

2015ミニ四駆ジャパンカップ静岡大会に参戦した。会場はツインメッセ。
昨日から少し雨。静岡駅北口の11番乗り場で7時17分発のバスに乗り、7時25分ツインメッセ前に到着、190円。
待っている場所には屋根がある。8時頃に受付が始まって筆者1070番で午後の出走。公式発表では参加人数2145人。何とかピットを貼れた。

電池は今回も、
6/30火 放充電1.7A
7/01水 放充電2.5A
7/02木 放充電3.3A
7/03金 放充電4.0Aの5セット。

Aコース 最速36.5秒) 37.5〜39秒が多い
Bコース 最速38後半) 40.5〜41.5秒が多い

Aコースは変な挙動を見せないが、
Bコースはプラウドジャンプ中に斜め回転する、着地で妙に跳ねる、登りスロープですっぽ抜ける、下りでもCoする、等々…。荒れる。

今回の筆者のマシンの改良点は、シリコンのサイド腹ブレーキ装着と、リヤマスダンパーピンの中空化。
モヒカンを避ける都合から、リヤは左マスダン位置が少し高いまま、右マスダンがロックナットが消えた分低くなった。

1次のセットは前戦と同じ構成で、フロントブレーキだけ黒スポンジ1枚分(大ワッシャー5枚程)抜いて、高くセット。
Bコースへ振られたら60秒放電する事にする。

1次、Aコース 2レーンスタート。

(うう何故ピントが合わないのか…)


7レースぶりに1次通過! その間苦労していたので、これまでで一番嬉しかったかもしれない。


心の中で魚(うお)おおおお!!!と言いながらピットへ歩いて帰る。


映像からタイムを計って、2次へ向けて改善策を練る。
まず速度が不足しているのでギヤを3.5:1へアップ。

気付けて良かったが、またリヤ左下ローラーが520からぎりぎり外れそうになっている。
前回は完全に外れていたので、緩いのだろうと、上下のローラーを交換してある。
それでもこの症状が起きるので、今の状態だと、プラウドマウンテンの着地で高い確率で強くぶつかるのだろう。

この事から、僅かに、0.1mm程、左フロントローラーを左に、右フロントローラーを左にセットした。
これで進路が僅かに右へ行く筈。

そしてまだまだブレーキが強い様子なので、前後とも変更。
フロントは小ワッシャー1枚抜いて高くし、更に延長プレートも外して後退させた。

リヤは黒スポンジ1枚抜いて高く。
…して気付いたが、自分の車検ボックスでウイリーさせてみると、
リヤ下段ローラーの引っかかり防止板のビス頭が当たり、ブレーキ板が床に当たらない。
Rのついた斜面なら当たるだろうか…?

リヤローラーピンは現場では変更できず、軽量の代償だ。
ビス頭にマルチテープを貼って、コースを傷つけない様にした。

セットアップを終え、物販を覗くと並んでいないのでリヤカーボンステーを購入。
今年までウエットカーボン食わず嫌いだったが、要るわコレ。
ちなみに帰宅して計ってみたら2.7グラムくらい。同じくらいの面積のFRPと比べて気持ち軽く、剛性はだいぶ高い感じがする。

午後、ジュニア/ファミリーが終わり、Cコースを抽選のオープンクラスが走っているのでタイムを取る。
人がびっしりでよく観察できなかったが、39〜40秒くらいか?

2次予選、Cコースへ振られたので10秒放電。5レーンスタート。

(どうしてピントが合わない…)


ううシグナルが邪魔して跳ねた状態が上手く映っていない…。
リヤブレーキがこれ以上高くできないという理由で、フロントブレーキを後退させたのは悪手だった可能性。

オープン優勝 37秒5   チャンピオンズ優勝 38秒8










前戦とのタイム比較。
1次は、モーター、ギヤ比、タイヤ径が同じで、フロントブレーキ高だけ違い、どちらも2レーンスタートなので比較し易い。
尚、3レーンのウォッシュはサイド腹ブレーキが当たらない。

東京1の1次
(サイド腹ブレーキ無し)
静岡 1次
(サイド腹ブレーキ着き)
1周目 2レーン8秒08秒3
2周目 3レーン7秒07秒9
3周目 4レーン8秒1 (ローラー外れた)7秒3
4周目 5レーン (ウォッシュ&メビウス通過)9秒18秒7
5周目 1レーン (ウォッシュ通過)7秒87秒7
トータル40秒0くらい。39.9秒くらい。

1周目も2周目もタイムが落ちているので、プラウドマウンテン頂上でサイドブレーキは擦っていると思われる。
それよりもプラウドの着地具合でタイムが左右される感じがする。
フロントブレーキを弱めた効果あってか、メビウスがある5レーンは0.4秒速くなった。

そして3.5:1にして前後大幅にブレーキを弱めた2次。(ただしスタート前に10秒放電している。)
結果、
1周目 5レーン 8秒9 (1次より0.2落ち) (ウォッシュ&メビウス通過)
2周目 1レーン 8秒1 (1次より0.4落ち) (ウォッシュ通過)
3周目 プラウドマウンテンで着地失敗。

2次を終えた時は、もう銅ブラシのモーターの性能が落ちている可能性が高いと思ったが、
帰宅してフラットコースで走行テストしてみると、慣れた為か速くなっている。
これはモーターのトルクが落ちて回転数が上がっている? それとも3.5:1ギヤだと立体でトルク不足で遅くなった?
どちらとしても、HD3へ上げないとタイムアップできなかったのでは…。

静岡のオープン優勝はライト3.5:1、ジュニアはトルク2で3.5:1。ただし両方とも筆者よりもタイヤ径が小さいのでトルク寄りだ。


開催地モータギア前ブレ後ブレ横マス後マス周回結果敗因/勝因内容
11/30Au 品川1次HD33.7:17.6gx2無し 1位順調に勝利100
11/30Au 品川2次HD33.7:17.6gx2無し3? デジタルでCoスライドダンパー未装着50
 
1/11NY 掛川1次HD34.2:1 シリコン8.8gx24.2gx2 1位速度控えめだが順調に勝利100
NY掛川 2次 HD33.7:1 シリコン7.6gx24.2gx2 2位ギヤ比1つ甘く速度負け60
1/26NY 品川1次 HD34.2:1 7.6gx24.2gx2 1位まだ少し速度上られるが快勝100
NY 品川2次 HD33.7:1 シリコン7.6gx23.4gx2 フジヤマ超過速度Coギヤ比一段速過ぎ30
2/02NY 仙台1次1回目 HD33.7:1 シリコン7.6gx24.2gx2 ウォッシュ超過速度Coリヤローラー高足らず10
NY 仙台1次2回目 HD34:1 シリコン8.8gx24.2gx2 ウォッシュ超過速度Coリヤローラー高足らず10
NY 仙台1次3回目 HD34.2:1 シリコン8.8gx24.2gx2 2位必要電池数え間違い0
2/08NY 大阪1次 HD33.7:1 シリコン13gx2 7.6gx2 1位他車のCo/ブレーキ強過ぎ&マスダン重過ぎ50
NY 大阪2次 HD33.7:1 8.8gx24.2gx2 DB着地で前転フロントブレーキ構造失敗0
 
3/08Sp 愛知HD33.5:14.2gx2無し2位リヤブレーキ強過ぎ40
3/22Sp 品川1SD3.5:1テープ4.2gx2無しスロープ超過速度Coギヤ比一段速過ぎ10
4/26Sp 品川2 1次HD33.5:1テープ僅かに黒7.6gx23.4gx2 3位リヤブレーキ強過ぎ20
シードSp 品川2 2次SD3.7:1無しテープ7.6gx23.4gx2 スロープ超過速度Coフロントブレーキ不足20
5/06Sp 鈴鹿HD34.2:1テープテープ6.7gx23.4gx22位データ解釈誤り0
 
6/21JC 東京1LD4:1テープテープ8.8gx28.8gx23位着地でリヤローラー脱落/それ以外はOK!85
7/05JC 静岡1次LD4:1テープテープ8.8gx28.8gx21位やや遅めだが他車脱落90
7/05JC 静岡2次LD3.5:1テープテープ8.8gx28.8gx2プラウド着地で跳ねフロントブレーキ失敗?40



(このページの最新更新日: 2015. 7.07火)
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