アンチ ロールバーにダンパーを装着
発案/デザイン日:2010年11月04日(木)/Web公開日:2010年11月05日(金)
リヤサス用を追加更新:2011年 1月29日(土) Pm1:39/Web公開日:同日


現在、レーシングカーのサスペンションは、
両輪と、ピッチ・コントローラー(=サードダンパー)にダンパーは在っても、
アンチ・ロール・バーのダンパーは見かけない。
そこで今回、筆者は左図(←下面図)のアイディアを思い着いた。

普通、4輪にダンパーが在るので、
アンチロールバーにはダンパーは必要ないのかも知れないが、
せっかく思いついたので今回のスケッチを掲載する。

T字型トーションバー式のアンチロールバーとし、
両輪のリンク(ロッカー)からアンチロールバーへつながる箇所へ、
ロータリー(回転式)ダンパーを設けた。

このデバイスによって、ピッチングとロールを正確に制御できる可能性を期待できる。

ただし、これは発案の一つであって、重量増のデメリットの方が大きいかもしれない。

このアンチロールバー・ダンパーを正確に作動させるには、
プッシュロッドからロッカーへのレバー比を大きく取り、
ストロークを拡大する必要がある。




(このページのここまでの最終更新日: 2010.11.05金)

(2011. 1.31月 Pm1:39、追加更新)

2日前の、フェラーリのニューマシン発表会にて、同チームのニコラス・トンバジスが、
「F150のリヤサスは非常に革新的である」とコメントしていたが、
もしかしてこのページのデバイスを採用した可能性も少しだが想定し、
今日、新たにリヤ用にデザイン・レイアウト、スケッチしたものを掲載する。

尚、筆者は昨(2010)年11月17日に、 連絡先が判らなかったメルセデスGP以外の全チームへ、

(レッドブル、マクラーレン、フェラーリ、ルノー、ウイリアムズ、フォースインディア、ザウバー、トロ ロッソ、ロータス、ヒスパニア、ヴァージン)

Possibility of this device [Anti Roll Bar] x [Rotary Damper] という件名で、本ページ上の画像と説明文をメールしてある。




このサスペンションに、左輪専用および右輪専用のスプリングやダンパーは装着しない。
装着しておくのは、ピッチングのみを制御するコイルスプリング&ダンパー&イナーシャーダンパーと、
ロールのみを制御するトーションバースプリング&回転式ダンパーだけである。

つまり、従来の[4輪独立懸荷]の概念を捨て、完全に[ロールとピッチングの別個制御だけを行う]サスのシステムである。

この概念と機構のアイディア自体は、筆者は90年代後半頃に発案、スケッチしてあったが、
今回掲載した物よりもパーツの構成が複雑で、あまり実用的とは思わなかった。


(このページの最新更新日: 2011. 1.31月 Pm1:39 )
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