プル・スプリング・ユニット & オイル・ダンパー 発案/デザイン日:2010.11.21日/Web公開日:2010.11.23火


下方へも伸びるロッカーを使い、サード・ダンパー(=ピッチ・コントローラー/コンペンセーター)を、
左右輪のトーションバーより下側に配置する場合には、スプリングは引っ張り方向へ作用させる必要がある。(下図)




コイル・スプリングを引っ張り方向へ利用するアイディアは一部のF1チームで、数年前からこうした設計を用いていられているかも知れない。(径からして。)
これにより、ロッカーの重量は増してしまうが、重いスプリング&ダンパーを低く設置でき、車体の重心高を低く設計できる。

今回の筆者のアイディアは、サードダンパー&コイルスプリングの左右の長さを短縮し、且つ低重心化する狙いの設計である。
これにより、更なる低重心化と、ダンパー減衰力の設定の多様化を期待できると思う。

尚、矢印で示した黄色の内径4角形のイモネジによって、ネジのダンパー内への進入量を設定でき、ダンパーの減衰力を容易に設定変更できる。
(ダンパーの専門家が此れを観れば、いくらでも進化させられるであろう。)
減衰力の設定機構は、発想次第でいくらでも色々なレイアウト、設計が可能になると思う。

ピンク色で示した圧搾ガス室は、ロッドの進入の有無による、内部容量の変動を吸収する為の物である。
これはボール&スプリング・バルブにより、外からの空気供給は可能でも、内部エアとオイルの流出を防ぐ機構である。

(このページのここまでの最終更新日: 2010.11.23火)


上の案を掲載したところ、mixiのマイミク様から以下のアイディアを頂きました。

-------
> ピットインした時に、ダンパーの強さ(前後とも)を調整することはOKではないかと思いました。

> モノコックに細長いレンチが入る穴を開けておいて、ガソリンが軽くなった時や天候の変化……などなどによって、
> レース中にマシンバランスを変えたくなった時にクイクイッとイモネジを回してダンパーの強弱を調整できたらなぁとか、

> まぁそれをしようとすると、素早く正確に作業するためにイモネジを上もしくは左右からネジ込む設計にする必要があるかもですが。
--------


その事に筆者は全く気づけかなかった事が気恥ずかしい。
そして早速、筆者は左の案を思いついた。

オレンジ色のパッドを当てる事で、
イモネジを狙うシャフト進路の精度が向上すると思う。

もしレース中のセッティング変更が規定で認められない場合でも、
予選などのセッションで、
素早くダンパーを設定を変更する場合に有効かもしれない。




(このページの最終更新日: 2010.11.24水)
[Site TOP]   [tw-idea]