サイド ディフューザー上側の構造 by tw  考案日:2005年 1月08日(多分) / Web公開日:2007.10.07日

F1では2005年から、サイド ディフィーザーの跳ね上げ高が75mm以内に制限された。
左図で緑色で示した区間に、サイド ディフィーザー底面の形成を許可される空間を示す。

詳細な形状を確認できる写真がなかなか入手できないが、
まずはフェラーリがサイド ディフィーザー上側に左図(黄色の部分)の様なデザインを実戦投入した様だ。
今(2007)年はマクラーレンもこの様な形状となっている。
これは、サイドポッド底面からセンター ディフューザー内ヘ向かう気流を、更に、
サイド ディフューザー上側に形成したトンネル内へも吸い込み、
車体底面の気流の吸い抜き量を少しでも増大させる目的であると考えられる。

しかし筆者の疑問点は、このトンネル内に満遍なく空気を吸い込めているのかどうかである。
この形状では、左図の青い仮想気流線で描いた様に、気流が途中で剥離したり渦を巻いたりしていないのだろうか?



筆者も、2005年からのサイド ディフィーザーの規定が明らかになった時点で、すぐに上と同様のアイディアを発案している。その形状を左の模型の写真で示す。

筆者のデザインがフェラーリやマクラーレンの形状と異なる点は、トンネルを下方へ斜めにしてある事だ。
これでサイド ディフューザー底面の内端から、サイド ディフューザー上側のトンネル内へとスムーズに気流が流れる筈である。




サイド ディフィーザーの跳ね上げ高を制限する規定、FIAのテクニカル レギュレーションの原文。

3.12.7
No bodywork more than 150mm from the car centre line, which is visible from beneath the car and which lies between the rear wheel centre line and a point 330mm forward of it may be more than 125mm above the reference plane.
Any intersection of the surfaces in this area with a lateral or longitudinal vertical plane should form one continuous line which is visible from beneath the car.
Additionally, any bodywork in this area must produce uniform, solid, hard, continuous, rigid (no degree of freedom in relation to the body/chassis unit), impervious surfaces under all circumstances.

意訳 (N.Baba Webのページからほとんどそのまま抜粋させて頂きました。)

3.12.7
車体の中心線から左右へ150mmよりも外側で、
後輪の中心線からその330mm前方までの区間で、
車体の下方から見える部分においては、そのボディワークは、
リファレンスプレーンから125mm上方の地点よりも上方に有ってはならない。

この範囲の側部や長さ方向の垂直面を持ついかなる面の交差でも、
車体の下方から見える1つの連続的な線で形成されなければならない。

更に、この範囲のあらゆるボディワークは、均一に、固形で、硬く、連続的に、
頑丈に(ボディー/シャーシ・ユニットに関連した自由の無い程度)、
いかなる環境の元でも影響されない面に作られていなければならない。


このページの最新更新日: 2007.10.07
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