ウイリアムズ FW26  text & illustration by tw (2004. 3.13 〜 4.14)

開幕戦の写真で確認できた、FW26のダブルロッカー式・リヤサスペンションの、大まかな図。

(下図ではセンターダンパーはロッカーから外した状態で示した。)





トーションバー・スプリングは、ギアボックス内で斜めに設置。
センターダンパー(=ピッチコントローラー)は、コイルスプリング付き。
両輪のダンパーは非常に小さい。
・筆者が観た写真からはアンチロールバーが見当たらなかったので、
 第2ロッカー回転軸に組み込んで有る事が想像できる。



サスの作動性は、ダブルロッカー式のサスペンションではリンクの多い分、反応のリニア性では僅かに劣ると思われる。

重心高は、左右のダンパーをギアボックス内に内包するタイプに比べて、
FW26のリヤサスはダンパーと2つ目のロッカーがギアボックス上に配置されている分、高い筈である。

このFW26のリヤサスの特徴は、バンプ時にダンパーはプル・ストロークで作動する事である。






現在のF1の一般的なサスのダンパーは、バンプ時に押し込まれる方向にストロークするが、
FW26のリヤサスは、プッシュロッドからダンパーまでのリンクで作動方向を変換し、
ダンパーはバンプ時に引っ張られる方向にストロークする。

(このページの最新更新日:2004. 4.14
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