2007年用 F1マシンデザイン by tw デザイン日:2007年2月下旬〜3月4日
 Web公開日:2007. 3.04日








筆者の作成した、[F1マシンデザイン・テンプレート]をA4紙にプリントアウトして描いた、F1マシンのデザインスケッチ。
緑の線はボディワーク規定の範囲線で、スキャナーで取り込んだ後もそのまま残しておいた。
車体の配色は未だ試行錯誤中。

デザインスケッチの仕様は、最もハイ・ダウンフォース、且つ冷却量が多く求められる、モナコGPやハンガリーGPの仕様とした。



車体下部へ多くの気流を供給するにはノーズ先端は高くしたいが、
フロントウイングが跳ね上げる気流の進路を考慮した時に、
ノーズを短くすると、どうしてもノーズ先端が低くなりがちだ。
その為、妥協して今回はノーズコーンは長い形状とした。
ノーズが長いと、コーナリング時の流れや、横風がある時に不利かもしれない。
ただし、長いノーズコーンは衝撃吸収性に優れているので、ノーズの軽量化に寄与する。
そしてその軽量化分は、車体下部の低重心化ウエイトとする事ができる。

フロントウイング翼端板の外側上部には、水平フィンを装着した。
これは翼端板のカーブで気流を前輪内側へ誘導する効果を安定させる目的。

フロントサスはV型キールとした。
前側ロワアームの車体接続位置をモノコック前端とする為に、このVキールは横から見た時に前進するデザインとした。

アッパーアームの前側には、レギュレーションで装着が義務付けられているダミーカメラを設置した。
これはフロントウイングの気流進路を制御する目的。

前輪内側のディフレクターには、規定ギリギリの高さに水平フィンを装着した。

サイドディフレクターの取り付け板は、空気抵抗を極力減らす為にアッパーアームの後ろ側に設置した。
尚、車体底面への気流進路を考慮し、サイドディフレクターの内側にも気流制御プレートを設けた。



サイドポッドの前側上部のフェンスは、その後方のフェンス+ラジエーター・チムニーと一体化した。
これはサイドポッド上面の低速高圧流がサイドポッド側面へこぼれない様にする目的であり、
今回筆者が新たに発案した空力形状である。



インダクションポッド側面のミッドウイングは、ダウンフォース発生型とした。
これはロールフープ上側のダミーカメラの空気抵抗を純損とさせない目的でもある。

リヤウイングの下段エレメントは、中央部を規定一杯に使い、上下へ大きく伸びる形状とした。
これは車体底面から繋がるセンターディフューザーの気流を吸い込む目的。

尚、今回から車体にロゴを描いた。ノーズコーン先端の上面には製造者の「tw」を、
インダクションポッド側面には、正真正銘の和製デザインである事を示す、「NIPPON」のロゴを付けた。
日本製なので、「JAPAN」ではなく、「NIPPON」である。


このページの最新更新日: 2007. 3.09
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