2016年用F1マシン空力デザイン by tw

デザイン日:2015.11.27金〜12.12土
  Web公開日:2015.12.15火

筆者による、来(2016)年仕様のF1マシン空力デザインスケッチ。
これは筆者の作成した、F1マシン デザイン・テンプレートをプリントアウトして、スケッチしてPCへスキャンした。
緑や青の線はボディワーク規定の範囲や制限の区域を示す。





リヤサスペンションはこのところの筆者が推しているプッシュロッド式とした。
こうする事で、コークボトル下部をギヤボックスの幅まで狭め、ディフューザーの効率を最大に発揮したい。
この排熱とする為に、サイドポッドは高いままとした。

リヤエンドは、後方衝突吸収構造を高くし、ギヤボックスの後ろに空間を作った。
そして中央のほぼ垂直なフラップに圧力の高い流れをぶつけ、回り込む流れを利用してディフューザーの抜けを促進する。

2016年の規定では排気管を中央の1本だけでなく、ウエイストゲートバルブからの流路を設ける事になっていると思われる。
今回はメインの排気管の両サイド、特に害の無い場所にレイアウトした。
吹きつけ効果としては、過給圧が余った際に、サイドポッド内の抜けを良くできるかもしれない。

ディフューザーへの吹きつけで空力アドバンテージを得られないかいくつか考えたが、まず先行して規制がかかりそうな事と、
そもそもウエイストゲートバルブからだけに流量の安定性が低そうなので、今回は深追いせずに諦めておいた。
排気に関しては今回筆者は提示するアイディアが無いので、F1チームがどんな工夫をしてくるか開幕戦が楽しみだ。

(このページのここまでの最終更新日: 2015.12.15火)


2015.12.17追記

フロント衝撃吸収構造の規定については、本サイトの掲示板で情報を頂いており、今作ではそれを反映した。
これにより、今作のデザインは2015年シーズンにグリッド上で見られたマシンの形へより近くなっている。

1.[a]前輪車軸から850mmより前方で、RPから135mmより上方に、ノーズの断面積が9000m岼幣紊覆てはならない。
2.[a]の上端と、バルクヘッド上端525mmを結んだ線より上は、ピトー菅やアンテナ、パネル以外のパーツはあってはならない。

右図の、黄色が衝撃吸収構造としてはならないエリアで、
赤色がサバイバルセルとしてはならないエリアだ。
どうやら、ただのカウルとしての構造物は許可される様なので、
ノーズ上面の空力に配慮し、右図の黄色と赤の部分に肉盛りをした。

FIAが、フロントで 1.[a] について規定している狙いは、
衝突時にマシンのフロントが乗り上げない様にする為と、
車体底面へ流せる空気量を抑制し、空力性能の向上に歯止めをかける事が考えられる。


しかし、少なくとも筆者のマシンデザインにおいては、 2.[a] の規定は、衝突安全性をスポイルする。
赤色のエリアをサバイバルセルとし、黄色のエリアを衝撃吸収構造とできれば、正面衝突安全性能を向上できるのだが、
これは筆者の規定の読み取り方が誤っているのだろうか?
右図のカウルで肉付けが可能ならば、空力性能は結局同じ事なのだが。

より強固なサバイバルセルで、より大容量な衝撃吸収構造の方がドライバーを守る能力は高い。
もし筆者の読み違えでないのなら、規定が改善される事を願う。

(このページの最新更新日: 2015.12.17木)
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