アストンマーチン AMR21
text by tw (2021. 3.04木)
昨年までこのチームはレーシングポイントだったが今季から名前がアストンマーチンへと変わった。
そのアストンマーチンの2021年用マシン「AMR21」は2021年 3月03日に公開された。
写真は F1通信jpを参照。以下、車体の概観から筆者の私見を記す。
昨(2020)年のレーシングポイントRP20は一昨(2019)年のメルセデスW10のコピーマシンであったが、今季はどうであろうか?
写真からは、やはり基本的には昨(2020)年のメルセデスのコピーマシンに観える。
わざわざコクピット開口部先端のウインドシールドまで、メルセデスと同じノコギリ型の形状だ。
異なる点は、メルセデスのパワーユニット形状が変わった事から、
今年のメルセデスと同様に、エンジンカウル側面には大きなバルジが設けられた。
それと今年のテクニカルレギュレーションで狭くされたアンダーパネルの対策として、
マシンのサイドからリヤエンドにかけて結構な空力開発がされている筈で、
その事を理由にチームはメルセデスのそのまんまコピーではないと言い張りたいのかも知れない。
狭いアンダーパネルの空力対策さえ成功して、それがマシンのパッケージとして纏まっていれば、
またコース上で強いパフォーマンスを発揮するのは9割がた間違いなさそうだ。
ドライバーはランス・ストロールと、フェラーリから移籍して来たセバスチャン・ヴェッテルのペアだ。
ヴェッテルがチャンピオンを連続獲得していた時の様なスピードを復活させられるかが見どころだ。
(このページの最新更新日:2021/ 3/04木)
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