トロロッソ STR01   text by tw (2006. 2.10)


ミナルディ・チームは2005年9月にレッドブル社に買収され、
2006年シーズンからはレッドブルのジュニアチームとして、[TORO ROSSO]名で参戦する。

[トロロッソ]となったチームは、2005年シーズンの終了後に
レッドブルの2005年型マシン「RB1」を使用してテスト走行を行っていた。
そして2006年2月9日、ヘレス・サーキットで2006年シーズン用マシン「STR01」をシェイクダウンした。
トロロッソ・チームは、このマシンを同チームのオリジナル・シャーシとしているが、
実際にはレッドブル・チームの車体設計データを流用して作成された可能性が高い。
概観からは、モノコックはRB2、カウリングパーツはRB1と似通った部分が多い。
ただし完全なコピーマシンではなく、サイドポッド側面下部等はSTR01用にデザインされてある。

今(2006年)シーズン、トロロッソは、エンジンはコスワース、タイヤはミシュランを使用する。
そして全11チームで唯一、出力制限装置付きの3リッター・V型10気筒エンジンを使用する。
インダクションポッドには、エンジンの吸気量を制限するカウルが装着されている。

(このページの最新更新日:2006. 2.10
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