「ゼロから始めるミニ四駆☆」

text & photo by tw (2020. 3.08日)

「ミニ四駆」とは、模型メーカーの「タミヤ」が販売している、四輪駆動の車の1/32スケールモデルで、
それを用いてレースをしたり、ドレスアップをしたりして楽しんだりします。
他にも、各自自由なスタイルでお楽しみ頂けると思います。

このページでは私(ミニ四駆歴14年)が独断と偏見で、あなたのミニ四駆デビューをサポート致します。(^o^)/
レッツ・トライ☆

それではまず、ミニ四駆を始めるには、「キット」を購入しましょう。

キットとは、箱の中にほぼ車体一式のパーツが揃っている商品で、別途必要なのは電池です。

(多くの車種のキットには「ノーマルモーター」が同梱されていますが、一部、モーター無しのキットもあります。
 その場合は、「ミニ四駆グレード アップ パーツ・シリーズ」のモーターを別途購入してください。m(__)m
 モーターの購入については後述します。)

ミニ四駆のキットやパーツを購入できる場所は、
実店舗では「ミニ四駆取り扱い模型店」や、コジマxビッグカメラ店(一部店舗を除く)」が、
ネットでは、「ヨドバシ.com」、「ビッグカメラ.com」、「Amazon.co.jp」などがあります。



それでは、初めてのミニ四駆を購入するにあたり、まずは好きなマシンを選びましょう!

・「走りの性能」を重視したい人は、「好きなシャーシの種類」を選んでください。

・「マシンの見た目」を重視したい人は、「好きなボディ」を選んでください。

ボディのデザインから選びたい人は、タミヤのWebサイト「ミニ四駆キット」のページに、キットの一覧があります。

毎年発売される「ミニ四駆 超速ガイド」という本にも、マシンのカタログが掲載されています。

販売店で、マシンのキットを実際に手に取って選んでみるのも良いかもしれません。
東京は新橋の、「タミヤ プラモデル ファクトリー」は、特に品揃えが充実しています。

尚、そのボディの種類によって、それを搭載できるシャーシと搭載できないボディがありますのでご注意ください。。
(どのボディであっても、改造を施せば、一応どのシャーシにも搭載可能なのですが、
 初めてミニ四駆を購入される方へ、いきなりボディの改造が必要となる様な方法は、私はあまりオススメしません。^_^;)


「シャーシの選択」

シャーシとは、クルマの土台の事です。
ミニ四駆のシャーシ形式は、大きく分けて2種類あります。

「片軸モーターを搭載して、四輪駆動させるシャーシ」と、
「両軸モーターを搭載して、四輪駆動させるシャーシ」です。


片軸モーター型「VSシャーシ」


両軸モーター型「MSシャーシ」

それぞれ、構造や走行性能面で特徴がありますが、
とりあえずミニ四駆を始める方には、片軸か両軸かは、もう最初の直感で、好きな方を選んじゃっても良いのではないかと個人的には思います。

あと、同じ種類のシャーシでも、キットによってシャーシのカラーが違ったりします。


現在メジャーな、片軸モーターを搭載するシャーシは、

「VSシャーシ」(シンプルで軽量。無改造ではフロントバンパーの剛性の低さが弱点。)

「スーパーU(S2)シャーシ」(ミニ四駆デビューするにあたり特に問題はありませんが、速さを極めるには向かないかも?)

「スーパーXシャーシ、スーパーXXシャーシ」(重心高が低いシャーシですが、ちょっと寸法とかが特殊な種類です。)

「ARシャーシ」(シャーシ底面のプレートを開けるだけで電池交換できます。)

「FMAシャーシ」(フロント側にモーターを搭載するシャーシです。)

などがあります。
(もうしばらく経ちますと、新型の「VZシャーシ」が発売されますが、発売時期が延期になりました。。)

下:「VSシャーシ」のギヤの部分です。リヤにモーターがあり、プロペラシャフトで前輪へ動力を伝えます。

下:「FMAシャーシ」です。フロントにモーターがあります。


両軸モーター搭載シャーシは、
「MAシャーシ」(シンプルな構造で、両軸シャーシにてミニ四駆デビューされる方にオススメです。)
と、
「MSシャーシ」(シャーシが前後3分割式で、上級者がサスペンションの改造を施すのに適しています。)
があります。


ミニ四駆を走行させるにあたり必要な電池は、
とりあえずミニ四駆デビューされる方であれば、単三電池なら何でも構いませんので、それを適当に2本ご用意ください。


キットの組み立てにあたり、必要な工具は、
「ニッパー」
「カッターナイフ」
「プラス・ネジ用ドライバー」 です。


あと、ゴムタイヤをランナーから切り離す際に、爪切りがあると便利です。

最初の組み立て方にルールとかはありません。自由に好きな風に組み立ててみてください。(^o^)/

次回、「キットが完成したら…」


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