「ゼロから始めるミニ四駆☆」

text & photo by tw (2020. 3.08日)

〜キットが完成したら〜

ミニ四駆は走行を目的とした自動車模型だと思います。
キットを完成させたらば、そりゃー走らせてみたくなりますよね!

昔のミニ四駆はオフロード(荒れた地面)を走るバギーカーのような仕様で、公園とかを疾走していましたが、
現在のミニ四駆は、専用のオンロード・コースを走らせる前提で設計されています。

「走らせる場所☆」

ミニ四駆のサーキットを設置している全国のショップ・リストがこちらです。

あと、コジマxビッグカメラさんの実店舗は最近、結構コースを設置しています。
そのほとんどが無料でご利用できるかと思います。

基本的に、タミヤさんから認定されている「ミニ四駆ステーション店」ならば、コースは置いてあると思います。
こちらは多くの場合、利用料があります。


「マシンのパーツとセッティング」

ミニ四駆をコースで走らせるセッティングの ノウハウ については、
タミヤさんの【ミニ四駆 マシンセッティングガイド】を観るのが早くてオススメです。

当ページにおいては、以下、私が独自に綴ってしまいます!


「電池」

ミニ四駆は、単三電池 2本 を使用して走行します。

タミヤさんからは2種類の電池が販売されています。
・アルカリ乾電池の、「パワーチャンプRS」と、
・繰り返し充電が可能な、ニッケル水素電池の「ネオチャンプ」です。


(アルカリ乾電池 RS)
定価 308円(2本)

(充電式 ネオチャンプ)
定価 1,100円(2本)

ところで、ミニ四駆は基本的に、マシン重量が軽い方が、走行性能に優れます。
ミニ四駆のパーツで一番重たいのが電池です。

一般的なニッケル水素電池は、同じ単三サイズでも、電池が長持ちするように重たい電池となっている場合が多いと思いますが、
「ネオチャンプ」は、電池があまり長持ちしない代わりに、軽量な電池となっています。
ミニ四駆用に、充電式の電池をご希望でしたら、最初は「ネオチャンプ」と「充電器」のセットがオススメです。


上の写真は私の充電器ですが、これと全く同じ物は現在販売されていない模様で、
今では、「単3型 ニッケル水素電池 ネオチャンプ4本と急速充電器II」(定価 5,720円) が販売されています。
(これはお高いのですので、****.comとか、めっちゃ お安く買えるところで購入した方がry)


「モーター」

ミニ四駆を走らせる動力は、電動モーターです。

出力の弱い順から強い順に、
「ノーマル モーター」(← キット付属)
「チューン系モーター」(← 3百円台)
「ダッシュ系モーター」(← 4百円台)
とあります。

走らせるコースのレイアウトによって、モーターの強さを使い分けましょう☆
例えば、すぐにコースアウトしてしまう様なテクニカル・コースでは弱めなモーターを、
高速で走らせるようなコースでは強めなモーターを使用する、といった具合です。

そして、前ページでの「シャーシの選択」の項目で述べましたが、
ミニ四駆のモーターは、「片軸モーター」「両軸モーター」の2種類があります。
(両軸モーターは「PRO」という名称がついています。)
事前に、お持ちのシャーシがどちらのモーターを搭載するのかを確認しておいてください。m(__)m


モーターを購入する際には、種類がいっぱいあって悩まれると思いますが、
それぞれの特徴を簡単に説明しますと・・・、

「アトミック チューン2」(片軸)と、「アトミック チューン2 PRO」(両軸)は、
チューン系モーターの中で、最高回転数とトルクのバランスが取れた中間型。
(*トルクとは、回転力、つまり1回転あたりの力強さの事です。)


「トルク チューン2」(片軸)と、「トルク チューン2 PRO」(両軸)は、
チューン系モーターの中で、トルクが強いタイプ。


(私は片軸のレブチューン2は
持っていません。
なので写真無しです。)
「レブ チューン2」(片軸)と、「レブ チューン2 PRO」(両軸)は、
一応、高回転型とされていますが、トルクが弱く、あまり使用されません。


「ライト ダッシュ」(片軸)と、「ライト ダッシュPRO」(両軸)は、
チューン系とダッシュ系との間の、中間的な位置づけのモーターですが、
慣らし運転をしないと本来の性能を発揮できない傾向があります。


「ハイパー ダッシュ3」(片軸)と、「ハイパー ダッシュPRO」(両軸)は、
公認競技会で使用される事が多いです。アルカリ電池でも結構走れます。



「パワー ダッシュ」(片軸)は、非常にトルクが強いモーターです。
アルカリ電池では電力パワーがやや足りず、ニッケル水素電池なら良く走ります。



「スプリント ダッシュ」(片軸)は、非常に高回転型のモーターです。
これも、アルカリ電池では電力パワーがやや足りず、ニッケル水素電池なら良く走ります。



「マッハ ダッシュPRO」(両軸)は、両軸モーターの中で最も出力の強いモーターです。
これも、アルカリ電池では電力パワーがやや足りず、ニッケル水素電池なら良く走ります。

他に、更なる上位モーターとして、「ウルトラ ダッシュ」「プラズマ ダッシュ」が存在しますが、
この2つは、タミヤの公認競技会レースでは使用禁止となっております。m(__)m
お遊びでめっちゃ速く走りたい時の用です。

次回、「もう、ここまで来たら、次は…」

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