昨(2018)年の秋頃だったか、アバンテJr.の生誕30周年という事で、復刻版キットが発売された。
しかし、メッキボディが付属していて、1,200円もする...。
筆者は、ジオシティーズの終了というやむを得ない事情で、当Webサイトをサーバー移転して以来、収入が激減しており、とても買える状態になかったのだが、
今年1月03日からA型インフルエンザに感染、10日程でやっと治ったと思ったら今度はまた違う風邪に感染し、ニューイヤー仙台大会へ遠征できなかった…(涙)。
それで浮いた予算から、このキット買っちゃったよ☆
まず素組み。シャーシのみで65.7グラム。
ボディとキャッチで10.3g。
シャーシとボディ、両方で76.1g。
素組み、ノーマルで走らせてみる。
グリスは当時は無かったFグリスで、ギヤの歯には塗らず、ギヤとシャーシの壁に当たる箇所と、プロペラシャフトの軸受と、ドライブシャフトのハトメに塗布。
ローラーはノーグリス。
バッテリーはニッケル水素で、数日前に1.5アンペアくらいで充電して、走行してややパワーダウンしている物。
6秒67。
コーナーでえらい減速してると思ったら、後輪がフェンスに当たってる。サイドローラー効いてないじゃん!
それともう一つ問題が…。ホイールがドライブシャフトを掴む力が弱く、走行中に緩んで、ハトメが外れて車軸がぐらぐらしていた。
ホイールに最も奥まで挿し込んんだ状態でもシャフト長に少し余りがあるのも問題。
その対処として、片側のホイール穴をピンバイスで貫通。
そしてホイールとハトメが接触しないギリギリまで挿し込む。
ウェーブで後輪がフェンスに当たって完走しないw
ラッキーで完走するまで走らせてみる。
電池減っても 6秒59、完全ノーマル状態より 0.08秒 速くなった。ノーマルの駆動の欠陥を確認したところで、
次は、後輪をフェンスに接触させない為に、ローラーをノーマルの 10mm から 14mm ヘ交換。
(アバンテJr.が発売されてしばらく経ってから、ハイマウントローラーセットが発売されて、
それに同梱のローラーが白色の14mmであったと記憶している。)
ぎりぎり当たらないっぽい。
6秒62。消費電流の少ないノーマルモーターといえど、さすがに電池減ってきた?
電池交換して再計測。これも数日前に走って弱っているやつ。
6秒07。
次は、ハトメから丸穴ボールベアリングへ交換してみる。
(30年前は、ミニ四駆用には六角穴ベアリングしか発売されていなかった記憶だが、それは押入れにあるだろうけれど発掘するの面倒。)
当時は六角で、脱脂も知らなかった。今回は脱脂してサラサラオイルを注した状態。
なので結構変わる筈と思いきや…、
6秒08だった。
あれ?(^^;;; 駆動音は静かになったのに…(汗)
筆者が考えた事:
・コースが家に出しっぱなしで綿埃が多い為、周回を重ねるとコンディションが変わる。
・同じ理由で、前輪にホコリが付着して回頭性は高まるが、後輪はホコリが付着するとトラクションが減少し、周回を重ねるごとに車輌のコーナー特性が変わる。
・コース幅に対して車体ローラー幅が狭いので、ウェーブの抜けが毎回挙動の差があり、再現性が乏しい。
・ノーマルモーターだが走る程それなりにバッテリーは減る。
・低回転域なのでフリクションロス軽減の効果が顕著には出ない。
等々。
では次は、ギヤを慣らす! 昔のシャーシでは必須だった筈。
ギヤの歯にはグリスは塗らず、シャーシの壁と当たる箇所と、プロペラの軸受けのみグリスアップする。
尚、ギヤが慣れて速くなったのかモーターが慣れて速くなったのか判らなくなると困るので、
ギヤ慣らしに使うモーターは、手持ちの違うノーマルモーターへチェンジ。
フォースラボで2走くらいした中古アルカリで、電池切れるまで押入れの中で慣らす!
慣らし終了後、ギヤを外して水道で洗浄、車輌に再組付け。プロペラシャフトの前後方向は同じにする。
6秒06、0.02秒差。 う〜む・・・タミヤさん金型改善した?
まず赤カウンターギヤが当時物ではないんだよね。昔のは無加工では620が入らなかった。
と、ゲインの少ないエリアをちまちまやってても、何かタイムはウェーブの挙動次第だなぁ…と感じ始めたので、一気にスペックアップする事に。
まず、ハイマウントローラーセット!
これで転倒抑制し、フロント剛性を少しだが高め、ローラー幅を少し広くできる。
モーターをアトミックチューン2に!
昔のハイパーミニモーターよりどれくらい速いのかは知らん
Fグリスをギヤの歯にも薄く塗る!
ウェーブ入らないww
もう運ゲーで、入るまでアタック。
撮影できた最速は 4秒79。
ウェーブで飛びまくるのに撮影してるのがめんどくなってきて、撮影していない時の最速が 4秒66。
忙しくなってきたので今回はここまで。