フロントのツイン キール
text & illustration by tw (〜 2022/ 3/05土)
2000年、ザウバーがノーズ下をツイン キール化してフロント ロワアームを接続。
左右のキールの中央に、比較的キレイな空気が通る。それは車体底面へ流れ込む、重要なエアフローだ。
キールよりも、フロントのロワ アームの存在自体が空力的に害悪なのが明らかになってきていた時代。
センターキールは空力的にそんなに邪魔ではなくて、ロワ アームが邪魔だった。
時代はサスを捨てて空力を取る方へシフトした。
上図のザウバーのは、ストロークによるキャンバー変化量は、これで良いのか疑問だったが、
(本来はもっと、ロワ アームを長く、アッパー アームを短くしたい。)
そんなジオメトリーよりも、ロワ アーム体積を少しでも小さくした方が空力的に、車体性能に寄与するのだった。
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