今シーズンからザウバーはアルファロメオに買収され、アルファロメオの名前でF1に参戦するが、
このチームの中身はザウバーの人材とリソースを引き継いだものである。大きな違いは年間予算だろう。
そしてアルファロメオの新車が、2019年 2月14日にシェイクダウンされた。
この新車の概観は、F1-Gate.com 等を参照。
今季もフェラーリ製のパワーユニットの供給を受ける。
以下、車体の概観から筆者の私見を記す。
ノーズホールはだいぶ手前から排出口を開けている。
ノーズ上のピトー管は縦に2本。
リヤビューミラーはレギュレーションの最低寸法よりも大きく、丸っこくしてある。
ミラーのステーは前後方向と左右方向の2本づつで、これは整流効果があり、振動防止と空力を両立している。
サイドポッド上面前端のエアインテーク形状は、リフトを抑制したレッドブル式。現在これがF1界で流行中だ。
今年もインダクションポッドは複雑に開口部が複数に分かれている。
筆者にはこうするメリットが理解できないのだが…。
排気管は、メインの排気管の上側に、2本のウエイストゲートバルブを縦置きしてある。
と云う事は、今日発表されるフェラーリも縦置き排気なのだろう。
テールライトの上面後端はカットスポイラー付き。
ドライバーは、フェラーリからミステリアスな降格を決めたキミ・ライコネンと、新人のアントニオ・ジョビナッツィのペアだ。
新たな写真が上がってきたらまた後日更新予定。