ウイリアムズ FW30   text by tw (2008. 1.23)


2008年 1月21日、ウイリアムズの2008年用のマシン、「FW30」がシェイクダウンされた。
写真は、GPUpdate.net等を参照。
以下、概観から筆者の私見を記す。各部パーツの呼称については、[各パーツの名称]ページを参照。


ノーズ先端の位置は低い。
フロントウイングの上段フラップは昨(2007)年のマクラーレンを真似た、両端を渡るブリッジ式となった。

フロントのメインウイングは前から見て、全体的にRを描いた湾曲した形状。
これにより空力挙動はフロントのピッチング等による気流変動に穏やかになるかもしれない。

フロントサスの車体側プッシュロッド付け根の前方にある、ノーズの空力構造物の膨らみが特徴的だ。
これはダミーカメラと一体化しており、フロント ウイングが跳ね上げる気流の進路を制御している事等が考えられる。



昨(2007)年のマクラーレンに習い、
サイドポッド両端前側のサイドプレートとサイドポッド上面の高圧漏れ防止フェンスは一体化した。

サイドポッド上面はラジエーターの熱気をシャーク ルーバー スリットで廃熱している。

(ここまでの最新更新日:2008. 1.23
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