2012年シーズン最初のテストとなる2月のヘレス・サーキットで、ウイリアムズの2012年用のマシン「FW34」が登場した。
新車「FW34」の写真は、F1-Gate.com 等を参照。
シェイクダウンされてから日が経つにも関わらず、筆者ネットで探し回るも未だ3枚程しか写真を入手できず、
ほとんどのエリアの形状が判らないが仕方ないのでとりあえず以下、概観から筆者の私見を記す。
これを綴っている時点で今シーズンのニューマシンは、以前からロー・コンセプトを継続しているマクラーレン以外は、
全チーム、段差つきのノーズ上面となっている。急角度は確かに空気抵抗になるが、しかし待ってほしい。
ここ数年の各車のサイドポッド上面前端の厚みも、急角度が幅広く続き、しかも空力面の影響が大きいエリアなのだ。
ラジエーターを通過した熱気の排出法は、昨年中盤で投入した車体中央“大砲排気”ではなくなっている。
ウイリアムズは、せっかく労力をかけて開発した凄まじく小型なギアボックスを持っているので、
これの有効な使用法を模索している筈だ。
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