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過去の2012年/2013度版はこちらです。)

「2014年 F1テクニカル レギュレーションのボディワーク範囲図」

本サイトで毎年お馴染みのF1テクニカル レギュレーションのボディワーク範囲図ですが、
厳密なレギュレーションについては、英文を読める方は FIAサイトのPDFファイルをご参照ください。

以下の画像ファイルはWindows付属のBMP(ペイント)で作成したもので、一応、1ドットを実車での5mmx5mmとしたつもりですが、
全てにおいて正確なサイズを保障してはありません。ドット上の関係から、おおまかなサイズです。
緑の線は最大範囲を水色の線は何らかの規制をされている部分です。 ホイールベースは約 3300mm としてあります。

この画像ファイルをプリントアウトして、F1マシン基礎デザインにご利用ください。*画像の下に追記あり




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2014年レギュのポイント

フロントウイングの最大幅が現行の1,800mm以内から、2014年からは1,650mm以内へと縮小。

「ノーズ」

・ノーズ先端から50mm後方の高さは、基準面から185mm上。
 そして基準面の上135mmから300mmの間にノーズの断面がなくてはならない。

・衝撃吸収構造は先端から50mmの断面積が9000mu以上なければならず、
 断面積の中心がリファレンスプレーンから185mmになければならない。
 規定断面積は前車軸より750mm以上前方かつ、リファレンスプレーンより135mm〜250mmの範囲になければならない。

「リヤウイングの下段(ビームウイング)の禁止。」

「エンジン排気管エンドは1本に集合しなければならない。」

・排気管の最後の部分は、直径は98mmから134mmまでで、マシンの中心部から100mm以上離れてはならず、
 排気口の角度は水平あるいは5度上に向かわなくてはならない。
 排気管より後ろの仮想円筒範囲ではいかなるボディワークも禁止。

「カメラの搭載位置の規制」
 ノーズコーンの横の特定の範囲内に設置されなければならない。
 これによりカメラをフロントウイングの空力目的で使用することができなくなる。

「燃料使用制限」
 レース・スタートからフィニッシュまで、マシンは100kg以上の燃料を使用することは出来ず、
 燃料の使用状況はFIAの認可を受けた燃料流量計を使ってチェックされる。

「回生制動時のリヤ・ブレーキ電子制御を許可」
 減速時のエネルギーの回生中、ブレーキングを一貫しておこなえる様に、リヤ・ブレーキ回路の電子制御が許可される。


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