高速でのテーブルトップ対策 製作・撮影・text by tw (Web公開日: 2012. 6.11月)

久々のサイト更新がまたミニ四駆となってしまったが、待ってくれ、許してくれ。

後述する理由から参戦した、地元店舗レースの今月のコースは、テーブルトップが一箇所あって後はほぼ全域高速のレイアウト。
テーブルトップの後にストレートが1枚あって、すぐに右コーナー。速過ぎれば飛ぶ。
テスト走行してみると、テーブルトップからの着地でフェンスがタイヤとローラーの間に挟まる症状が多発したので以下の対策を施した。

アンダースタビフロントローラーの間を、
フロントに接着したFRPプレートで斜めに塞いだ。
これで多少フロントがフェンスに当たっても、
マシンを斜め下へ落とせた。

ただし、フロント端のアンダーバーを撤去する形となった為、
レーンチェンジャーの通過率はかなり低下した。
タイムアタックの回数で勝負した。



リヤもFRPプレートを駆使して、
タイヤとローラーの間を埋めた。
プレート自体は水平で、
端のエッジを削ってRをつけた。

底面。   だがしかし、


レース後、運営さんから教えて頂けたのは、この提灯マスダンパーの取り付け方は、ローカル・レースでは車検通っても、田宮の公式ではアウトとなると。
帰宅して田宮のレギュを再確認してみたら、

「タイヤ上空および内側を通る追加部品の規制はありません。」
と先に綴られているにも関わらず、次項で、

「ハイマウントローラーなどボディに追加された部品は、タイヤ中心軸より高い位置であれば規制はありません。
ただしタイヤ中心軸より低い位置まで延長する場合は、上記バンパー・サイドガードと同じ範囲に限られます。」

ですって!

酔っ払ってレギュ読んで早合点していた筆者も悪いが

先に書かれた文章に次の文章で制限を加えるのならば、本来統合して記述されるべきではないのか?


ボディは、MSシャーシ用ナイトロサンダーをVSシャーシ用に改造した低車高カウル。

リヤエンドは一旦切断し、低車高化してから接着。
接着面の隙間をFRPの粉で埋めたのでそこが黒色となっている。









で当日のレースはタイムアタック式(出走券1枚につき3回アタック)で、筆者のこのマシンは、
1回目、1周目のテーブルトップで速過ぎてコースアウト、
フロントの左右マスダンパーを、ライト1つづつからライト2づつへ増加、
2回目: 12秒69、
3回目: コースアウト、

出走券をもう1枚購入(これはお店レギュOKで他の人もトライしている)し、電池交換、

12秒69、 同タイムかい!www

異音に気付きフロントギアカバーを開けて診たら、
ピンククラウンギアがバっラバラ;
前のコースアウトの時にダメージがあったのだろう。
新品ギヤへ交換したが、余計な摩擦部分を削る処理をした予備を持って来なかった甘さを知る収獲。

そして12秒17、最後の12秒11が筆者ファステスト。
最終結果、トップから0.22秒差で3位だった。
1位の人は11秒89で、昨年の日本一の人だったとお店の人から聞いた。



 さて今回の地元レースに参戦した理由は、今(2012)年、田宮のミニ四駆ジャパンカップ開催が復活する事になったのがきっかけで、 遊んでばかりはいられない状況下だけれども1990年度ジャパンカップのあの少年時代の雪辱を晴らしたい思いは確かにあるし、 日々やる気の向きをハッキリ決められない状態から抜けられないので、(←鬱状態だとこうなると医師は云う) 妥協案でとりあえず事前の地元レースに挑戦して様子見をした。
各地の対象店舗レースでの優勝者は、ジャパンカップ最終戦の予備(?)予選をパスできるシード権が得られるとの事で、 そういうレースならジャパンカップに挑戦するレーサーのレベルが多少なりとも察せるのではと考えたからだ。

12秒のコースでトップからコンマ2秒落ちでもジャパンカップではロングコースだし、 今回来た優勝者が今年のベンチマークである保障も無いだろうし、実際レース後にセッティングを高めた常連レーサー様がフリー走行でいつも通り圧倒的な速度で完走を果たしているし、 今回参戦してみたら色々と収獲があった事から結局まだ“やる気の先”を決定できないでいる。
年々気まぐれになってきている気がする自分だが、いいのか?これでと思いつつ、 “立ち止まって居るよりは何か動いていたほうがマシ”ではないだろうかと更に楽観主義へシフトしてしまった感じだ。



(このページの最新更新日: 2012. 6.11月
  Home   ミニ四駆・フェンスカーの部屋