2013年ジャパンカップ 其の弐 − ミステリー − 製作・撮影・text by tw (Web公開日: 2013. 7.15月)










今年のジャパンカップ第1戦のリベンジとして、
昨日(2013年 7月14日)のジャパンカップ群馬大会に
参戦した筆者のマシンとリザルトを以下公開する。

マシンは先月の第1戦と同じ物を、
前後のアンダーブレーキだけを変更して予選で走行させた。

今回の群馬大会は、先月の東京大会と違い、午前と午後の計2回予選に挑戦できる。



まず午前の予選、スタートダッシュから車速が他車と同じ。何故?
東京大会では明らかに他車より速かったのだが、原因はバッテリーか?

バッテリーは昨年の夏に購入したネオチャンプ(ニッケル水素)を充電した物だが、
もう性能のピークから遠ざかっているのだろうか? しかし先月は十分速かったが?

そして1周目の終わり、筆者のマシンが帰って来ない。
場所的に観えず、どこで停まったのか不明。
コースアウトするならナイアガラの下りだけなので、
その部分は観て居たので自車だったら判る筈だ。

と云う事は、前後のブレーキが効き過ぎて、
どこかの登りの始めでマシンがストップした可能性が高いが…。

その場合、搭載していたモーター(スプリントダッシュ)はもう終わりだ。
午後の予選前に、テストコース(フラット)で試したところ、遅い。



前戦、ナイアガラの登りであれだけブッ飛んだので、ブレーキを強化しても
スプリントダッシュモーターで完走できる可能性は低いと思っていた。
まさか(憶測だが可能性は高い)ブレーキの効き過ぎで停まるとは。

予備はハイパーダッシュ2とライトダッシュしかない。
ハイパーダッシュ2と、先程一時停止したスプリントダッシュと
比較して遜色ない様子だったので、午後も同じスプリントダッシュで望む事に。

(帰ってきてから気付いたけれど、
 会場の物販コーナーで新品スプリントを買えば良かったんだよね…。(←アホ))

午後の予選前までにブレーキのセッティング変更。
リヤはそのままに、フロントの効きをだいぶ弱めた。



午後の予選スタート。
また1周目のナイアガラ下りまで走って来ない! 終わった!!
またもや登りで停まったのか?

スタッフさんがコースの外に置いたマシンを回収してみると、
左マスダンパーのネジ止めが緩ゆるに、
そして右フロントのローラー付け根がグラグラになっていた。

マスダンのネジは接着し忘れていたので、緩む事はあるだろうけれど、
右フロント・ローラーのグラグラは解せない。

これはFRPプレートを2枚接着し、1.85mmの穴を開け、モーターピンを打ち込んだ物だ。
どうやったらモーターピンの穴が拡大する訳??
派手にコースアウトしてもビクともしないと思うけれど。

フロントが桁マシンなので、これで筆者の主力ARシャーシはお陀仏。



  全ては眼では観えない事だらけで群馬の夏は終わった。 全てが憶測と可能性に過ぎないけれど、何とかこれを次に生かさなければ。

(このページの最新更新日: 2013. 7.15月
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