2014年ジャパンカップシード権 争奪戦

製作・撮影・text by tw / Web公開日:2014. 8.31日

田宮からミニ四駆ステーションとして認定された各店舗で開催される、ジャパンカップシード権 争奪戦。
そのレースでの優勝者はジャパンカップの2次予選から参戦できるシード権をGetできる。
そこで今回、筆者の最寄の地元ステーションで開催された大会に参戦した。
以下、マシンとリザルトを記す。


今回のコースのレイアウトの難所は、上がりスロープ後の右コーナーと、最後のスロープ直後の芝生だ。
その対策として、筆者はフロントブレーキの前端を斜めに切り、斜めの箇所にだけセロハンテープを貼った。
(この店舗では、セロハンテープとケミカルの使用はOKなレギュだ。)

これで芝生の着地でフロントブレーキが芝生に引っかかるのを防ぐ。
そして登りスロープではフロントブレーキが作用し、ブレーキがかかる。

シャーシは、今年のジャパンカップ静岡大会まで使用していたマシンだ。
モーターは、スプリントダッシュでは登り後の右コーナーを攻略できそうもなかったので、
馴らしたハイパーダッシュ3を使用。これはテスト走行の結果から。

事前のテスト走行では、速ければ登りのスロープ後の右コーナーに入らないし、
遅ければ最後のスロープ後の芝生着地で埋まるという意地悪なコース設計。

それで筆者はスプリントからハイパーダッシュ3へ出力を落とした訳だが、
大会が始まると皆、速い車速でコースをクリヤする事と言ったら!ガーーン!!
自分は狭い世界でテストを行っていたんだなぁとつくづく。

筆者の最速は20秒1だったが、最速の人は19秒09を切った様だ。
何この差…。どうやって登りスロープ後の右コーナーに入れられたの???
そして…





結局、今回も優勝=シード権は遠征のチームの方に持って行かれてしまった。
彼等はどれくらいこのコースでテスト走行を行っていたのだろうか?? それは筆者には知らないけれど、そのチームの方と少しお話をできた。
とてもオープンな方で、マシンを観せてくださった。品川のジャパンカップ仕様との事。
リヤのマスダンパーをリューターで小径に削ってあった。これでレギュ範囲に収まり、スライドバンパーのローラーと干渉しない構造だ。
ここまで出来るのかと。しかし、これで筆者は特に模範したくはない。あくまでも自分のやり方で勝ちたいのだ!
次の関東のジャパンカップは来月だ! 残るはビッグサイトとMEGA WEBでの2戦!! 持つのか?脆弱な精神力!
(このページの最終更新日: 2014. 8.31日)

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