2014年 ジャパンカップ挑戦記 其の八

製作・撮影・text by tw / Web公開日:2014.10.20月

  

今年のミニ四駆ジャパンカップ、とうとう最終戦、東京大会4(10/19日 MEGA WEB)。以下、参戦した筆者のマシンとリザルトを記す。 サーキットは前戦と同じくこのコース

今年のジャパンカップで筆者が使用するモーターは、2戦目以降はずっと慣らし込んだハイパーダッシュ2なのだが、今回はそれを6つ用意した。
この理由は、前回の大阪大会2で1次予選はブッチギリで勝てたのに、2次予選では速度が落ちていて負けたからだ。
そのモーターを帰って家のコースでテストしてみると、性能のピークがとうに過ぎていた。
ハイパーダッシュ2(銅ブラシ)、今のところ新製品のハイパーダッシュ3(カーボン銀ブラシ)より速くて燃費良いみたいだけれど寿命短過ぎるぞ...。

その為、今回は交換可能な毎セッションごとにモーターを交換する事にした。
1次予選、2次予選、決勝1レース目、準決勝、決勝、総合チャンピオン決定戦用、と6つ用意。
タイム準にモーターケースへ番号を振り、最速が決勝用、最遅を1次予選用とした。
最遅のモーターで一次予選に臨むのは恐いものがあるが、公式レースを攻略するにはこの手しかない。
各モーターのタイム差は、ジャパンカップジュニアサーキットの180度コーナー2つとストレート2本づつのコースで外周を計測し、最速の物が0.98秒、最遅が1.02秒だ。



大会当日、朝4:05に起きて、6:52頃に会場到着、受付番号 1347。
会場が狭く、入場は受付番号による入れ替え制。屋外の陽のあたるベンチで待つ。

そして迎えた1次予選。2レーンから好スタートを切るが、1コーナー抜けて筆者2位、
トップのマシンにじわじわ差をつけられてゆく! マズイ!!
各アイガー登りと下りでブレーキが掛かるが、その減速度が強過ぎタイムロス… うわぁ、クリヤーゴムタイヤのリヤブレーキ効き過ぎじゃあないか…。
手持ちで最遅のモーターを使用する際には灰色スポンジにすべきだった… 当たり前だが、弱いモーター程にブレーキは強く作用するのだった…。

そしてフジヤマチェンジャー手前で大幅減速…。

最終ラップ、筆者のマシンがR2100コーナーに来る辺りでトップのマシンがチェッカー、筆者2位完走、一次予選敗退...。
初歩的な事で最終戦を落としてしまい無念極まる。本当に結果論だがモーターの速さに合わせてブレーキの強さも調整すべきだったのだ...。
昨年以下のリザルトで5ヶ月の闘いを終えてしまった...。

(このページのここまでの最終更新日: 2014.10.20月)


2014年ミニ四駆ジャパンカップ・サイト筆者参戦まとめ

開催地会場到着受付モータギア前ブレ後ブレ前マス横マス後マススタート周回結果敗因/勝因
6/22品川1 8時 1523SD4:1 8.8gx24.7gx23レーン アイガー下りで超過速度コース速度域読み誤り
7/13群馬 8時 1077 HD33.5:1 8.8gx24.7gx2 アイガー登りでストップ事前モーターテスト怠り
7/20静岡 6時半?282 HD23.5:1 8.8gx24.7gx25レーン フジヤマ入口でストップ右スラスト強過ぎ
8/17仙台1回目 6時半?373 HD23.5:1 8.8gx24.7gx2 ドラゴンバック着地跳ね路面とヒクオ接触
仙台2回目   HD23.5:1 4.7gx28.8gx24.7gx2 アイガー下りで跳ね 前マスダンが害に
8/24品川2・1次 6時50分668 HD23.5:1 7.6gx24.7gx23レーン 1位 速度低めだがバランス良し
品川2・2次   HD23.5:1 7.6gx24.7gx25レーン アイガー登りで跳ね 後マスダンが害に
9/28ビッグサイト7時 752 HD23.5:1 7.6gx23.4gx23レーン3?フジヤマ超過速度 ブレーキ不足
10/05大阪2・1次 6時半?339 HD23.5:1シリコン 7.6gx23.4gx25レーン 1位 速度低めだが安全圏内
大阪2・2次   HD23.5:1シリコン 7.6gx23.4gx25レーン 2位? 前ブレーキ強過ぎ
10/19MEGA WEB 6:52 1347HD23.5:1シリコン 7.6gx23.4gx22レーン 2位 モーター戦術楽観し過ぎ

(このページの最新更新日: 2014.12.11木)

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