筆者はこれまでスライドダンパーを使った経験はないのだが、 ここ2年程、公式レースの上位入賞マシンで流行しているスライドダンパーが速いのか遅いのか簡単に検証してみた。 コースはJCJCのストレート2本、180度コーナー、ストレート2本、180度コーナーでオーバルを構成。 フェンスにテープは貼らず、継ぎ目の衝撃を大きくした。外周を右周りで計測。
【テスト車輌】 スプリングはソフト、ハード、そしてシャーシと固定の3種類をテスト。
【テスト走行結果】
スライドの方がいきなり遅いのでリヤのスライド機構を作る気力が無くなった...。 筆者は過去4年の公式レースで、スライドダンパーがあればコースアウトしなかったというリタイヤはまだ無いんだよなぁ…。 |
上の様に書いたが、直後に開催された高速戦のオータム品川に固定バンパーで臨んだら、デジタルカーブでコースアウトした…。
上位車はスライドダンパーを採用していた。その為、追加テスト。コースは前回と同じ。
今回は、公式レースと条件を同じにする為、ローラー径を19mmにした。
既製品のスラダンを購入してみてやっと気付いたのだが、これはスプリングにプリロード(*バネを縮める事)をかけてあった。
前回筆者が自作した物はプリロードをかけておらず、初期ストロークが柔らか過ぎた。
【テスト車輌】 スライドダンパー:既製品 バンパー:前FRP/後シャーシカット モーター:ハイパーダッシュ3 ギヤ比 :3.5:1 電池 :ネオチャンプ シャーシ:AR 今回もスプリングはハード、ソフト、シャーシと固定をテスト。
【テスト走行結果】
前後ハードと前後固定では0.03秒差となった。
遅く安全なスラダンか、速く軽量な固定バンパーか、
前固定/後ハードでは、前後固定と0.01秒差で済んだが、
前固定で後ソフトは後ハードより遅くなったが、 |