ホイール(左右直結orワンウェイ)とタイヤ(ゴムorスポンジ)のテスト text by tw  (2012. 1.20金)

今回テストしたサーキットはJCJC(ジャパンカップジュニアサーキット)1セット(レーンチェンジャーはフタ無し)、
シャーシはスーパーX、モーターはスプリントダッシュ、タイヤは全て小径、電池交換は無しでのテスト走行結果を以下記す。
(横線グラフで表せば視覚で直感的にテスト結果が判るのだが、面倒なので文字で失礼。)



最初にワンウェイ・ホイールの効果の有無を確認。Xシャーシはトレッドが広く内輪差が大きいので比較し易い筈。

まずはゴムタイヤで、ノーマル(左右直結)小径ホイールのタイムから。3秒80、78、75、69
周回を重ねるごとに電池が温まり放電特性が良好になってゆく様だ。

次に前輪だけ小径ワンウェイに交換。3秒83、84、79、77、76。 左右直結ホイールよりコンマ1秒程遅くなった。

電池消費の影響か調べる為にノーマル(左右直結)に戻す。3秒72、68、62、64。 この時点でワンウェイの方が遅い可能性大。

では4輪全てワンウェイにして計測。3秒71、70、81、75、75、81、75。 やはりノーマルの左右直結の方が速い可能性大。



4輪全てワンウェイのまま、タイヤをゴムからスポンジへチェンジ。3秒73、69、75、75。 ゴムと同等か僅かに速い感触。

もう一度ゴムタイヤへ戻す。3秒75、68、74、75。

これでタイヤについて考えられる事は、スポンジはゴムより軽量なメリットがあるが、材質と変形量から摩擦の面で不利になり、結果ほぼ同タイム、
ただしレーンチェンジャーの脱出時に車体がジャンプした後の、着地時の撥ね具合ではゴムの方が衝撃吸収性に勝り安定度が高い、と云った感じか。



4輪をタイヤゴムにして、前輪を左右直結、後輪をワンウェイで試してみる。3秒69、74、76、67、68。 前輪だけワンウェイの時より速い。

4輪をタイヤゴムのまま、後輪を左右直結に戻す。3秒74、60、66、68、71、71。 やはりワンウェイより左右直結の方が速いらしい。



ではタイヤのテスト。ホイールは4輪とも左右直結。

4輪にスポンジ 3秒63、66、66、68、75。
4輪をゴムに 3秒72、74、75。
もう一度スポンジへ 3秒66、67、74、70、68、74、LC中間で飛んでコースアウト、同コースアウト。
もう一度ゴムへ 3秒80、79、83、83。
スポンジへ 3秒80、79、83、85、80。 微妙にスポンジの方が速くなってきた(?)感じ。

電池がなくなってきた様なのでここでテスト終了。
タイヤに関しては、S字型レーンチェンジャーやスロープの直後にコーナーが無いコースではスポンジのテストの余地はあるかもしれない。


(このページの最新更新日: 2012. 1.20金

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