(2004. 1.27) フロント・ウイング自体は、発表時に装着された物は昨年と同じ物に観え、一年間開発して何も変わらない 事は考え辛い為、後日のテスト走行でF2004の仕様が登場すると思われる。 |
(左図) 元々ミラーの部分へは、せっかくの奇麗な空気を流しておいても、ミラー後部で剥離して後方への 気流は乱れてしまうので、それならば前輪の乱流中にミラーを入れてしまい、その直後で、サイドポッドの 上面への絞りでまとめて整流しよう、という考え方であると思われる。 |
(左図右側) 1997年以降多くのマシンは、バックミラーが起こす乱流を、サイドプロテクター側面を膨らま せる事で気流を絞って整流していたと思われるが、この場合はサイドプロテクター側面の流速が上がってリ フト方向の力が発生してしまう可能性や、リヤ・ウイングへの流れが不利になってしまう可能性が考えられる。 |
(F2004発表時に筆者が観る事の出来た写真からはボディ上面しか確認できなかった為、左のイラス
トのディフューザーやリヤサス周辺等は筆者の適当なスケッチ。) |
FERRARI F2004 (注:発表値) | |
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エンジン | Tiop 053 (V10・2997cc・アルミ製シリンダーブロック) |
トランスミッション | フェラーリ製 セミAT・7速シーケンシャル |
デファレンシャル | リミテッドスリップ・デフ |
エレクトロニクス | マグネッティ・マレリ社製 |
全長 | 4545 mm |
全幅 | 1796 mm |
全高 | 959 mm |
ホイールベース | 3050mm |
トレッド (F/R) | 1470 mm/1405mm |
重量 | 605 kg(冷却水、オイル、ドライバーを含む) |
ホイール | BBS製 13インチ(フロント&リア) |
タイヤ | ブリヂストン社製 |
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