ミニ四駆グランプリ2015 SPRING東京大会1

製作・撮影・text by tw / Web公開日:2015. 3.22月〜

3/22日、ミニ四駆グランプリ2015 SPRING東京大会1に参戦した。会場は品川シーサイド。
以下、筆者のマシンとリザルトを記す。 コースは、ステップサーキット2015

前回、愛知で一次予選敗退の理由は、ストップウォッチがまともに動作せず、ロクな参考タイムが取れなかった事が大きかった。
ほとんど計測できず、取れたタイムで最速は30秒台だった。そして28秒5くらいで完走したが速度負け。

そして愛知大会後に、ツイッターであるチャンピオンズの方は、
モーターはハイパーダッシュ3、ブレーキセッティングはフロント無し、リヤ1.5mmくらいでマルチテープという情報があった。
その情報と、筆者の愛知の結果から考え抜いたセッティングが以下。








モーターはスプリントダッシュで、
JCJCストレート2本x2+180度コーナーx2のオーバルで、ハイパーダッシュ3よりコンマ1秒も速いテスト結果。

このコースの距離は約4.3メートルだが、0.1秒速いとスプリングのコース170メートルで3.95秒アップ。で合っているか?
そもそもタミヤの発表値が正確ならという話だが。
愛知で28秒5だったので、同じブレーキセッティングなら24秒5程をターゲット。

愛知では しとさま がリヤブレーキを高くしてウォッシュで飛んだ。フロントを灰色、リヤは無しで飛んだ人もいる。
なので、ウォッシュ対策にリヤには低い位置に板が必要そう。
今回、リヤは黒1.2mm固定で、ブレーキの調整はフロントの高さで行う。

電池の管理は、今回もスプリントダッシュで放電、パーフェクトネオで充電を5回繰り返して、5回目は土曜夕方に3.9A充電。
会場に着いてピットを貼って、6時55分頃に並ぶ。もう列は動いていた。受付番号848。

TTS(チーム・トゥルース・シーカー)の動画撮影担当のYさんと初対面、ご挨拶。
今回、筆者もTTSメンバーとして動画に収めて頂く事になった。

きまぐれウッシュボードの配置は、




右壁、左床、右床。
右床は2枚連続であるけれど飛び越えるだろうから問題なさそう。

開始前から陣取り、一次予選のタイムを取る。
最速は26秒後半。速い人で多いのは27秒台半ば。
ウォッシュではほとんど飛んでいなかった。
600番の呼び出しまでタイムを取って、モーターは最速のスプリントダッシュに、ギヤ比は3.5:1で決定。
スロープ登りは超過速度で飛ぶマシンがいるが、そんなに多くない印象。
保険をかけ、フロントブレーキは1mm+ワッシャー2枚の高さまで低める事にした。
スロープ下りでリタイヤしたマシンは、いづれも入り口の登りから乱れた結果と見受けられたので、
マスダンパーはサイドの4.2gづつ。これで車重95g。

迎えた筆者の一次予選。出走直前に弱気になり、しばらく空転させ電池を少し減らして臨んだ。




リヤブレーキ黒で飛んだ。
フロントを1mmとした上で、リヤは灰色でギリギリか、安心が欲しいならシリコンが必要だった。過去の経験を上回り、品川は滑った。
一次予選で終わる可能性は少ないと思って居り、かなりショッキングな出来事だ!!

ピットへ戻り映像で計ると、最初の1周を5秒半ば。
スタートの周は遅いから、その後は5秒フラットとして、完走すれば25.5秒の速度だが、
登りスロープで無事入るブレーキとしたら、
5周で27箇所のバンクブレーキがあるので、1箇所で0.05秒ロスするとしたら1.35秒のロスで、タイムは最速で26秒85だ。
決勝がこれより速かったら最初から優勝の可能性なんて無かった事になる。

観戦する気力も消えていて、帰宅しツイッターをチェックすると、しとさまが勝っている。
タイムは支給アルカリで26秒02!!
一生勝てる気がしない。
見た目テンプレマシンなのはいいとしても、ペラタイヤの径であの速度は異常。
彼はツイッターでは、パワーダッシュを用意していた。
登りで速いのはそのトルクか。しかし登りスロープは入っている。どういうブレーキなんだ?
一つ確かなのは、筆者よりも数段パワフルなモーターだったという事実だ。

しとさまは2008年に復帰し、2012年の夏に勝っている。
その勝利は、事前の店舗大会で優勝しシード権を得て(この時筆者は0.2秒差で3位)、そのシード権を使って優勝したものだった。
筆者は2011年に復帰して2013年の順々決勝(3次)が最高成績。差を思い知る。

と書いたところで、しとさまがHD3だったとツイートしていて筆者は死んだ

が3日後にマイミク様から頂いた情報からスプリング攻略の秘訣を発見し復活した。来月リベンジだ!



3月26日、重要な追記

どうしてもタイムの計算が合わず四苦八苦して気付いたが、なんと自宅コースの全長を測り間違えていた。
4.3メートルではなく6.34メートルだった。いつから誤った値で計算していたのかと凍る。
筆者は極端に数字に弱く、ごく簡単な計算でもしくじる。努力しても改善されなかった脳の欠陥の一つだ。

フラット化コースのタイムを計算し直すと、
6.34メートルを0.8秒なら170メートルのコースで、0.8x170÷6.34=21秒45、0.7秒なら18秒77で合っているか??
公式コースは立体で、スタート台、バンク、スロープ、ウォッシュボードと減速セクションがあり、マシンはブレーキを装着している。

スプリング東京1の優勝ラインは、ニッケル水素で25秒を切ったと思うが、
フラットで21秒45のポテンシャルなら立体で3秒55(1周/0.71秒)以内のロス、
18秒77なら6秒23(1周/1秒246)以内のロスで走り抜けなければならない。

だが、ここから先は秘策がある。

(このページの最新更新日: 2015. 3.25水)
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