2015ミニ四駆ジャパンカップ愛知大会


製作・撮影・text by tw / Web公開日:2015. 7.21火


2015ミニ四駆ジャパンカップ愛知大会に参戦した。
会場は愛・地球博記念公園・地球市民交流センター。

行きの名古屋駅で地下鉄に乗るのに延々迷った。地下鉄どこやねん!!案内が略語表記で不親切だ。
夜は3時間くらいか眠りに入れず、氷結を2缶一気飲みしてようやく眠りに入れた。

朝7時半頃、会場…の列に到着。会場より遠くまで列が伸びている。
心配していた台風の影響はなし。暑い。
もうピットを貼れるスペースは無く、諦める。
その割りにエントリーはあまり並んでいなくて、筆者253番。

今回のモディファイは、タイヤ径を31mmから28mmへサイズダウンし、
モーターをライトダッシュからハイパーダッシュ3ヘ出力アップ。
フロントブレーキはスポンジを全て外し、マルチテープに。
リヤステーを静岡で買ったカーボンに。
これでマシンの質量は126グラム程。

電池は今回も5セット、
7/14火 放充電 1.7A
7/15水 放充電 2.5A
7/16木 放充電 3.3A
7/18土 放充電 4.0A。

午前のオープンクラスはAコースだけで走る様なので、
まずAコースだけタイムを取って早めに出走する作戦に。エントリー200番台だし。
4.2:1ギヤで、37秒9〜39秒4の範囲を狙う。

1次予選、筆者1レーンスタート。


よし勝った! 39秒5くらい。 あれぇ…ちょっと遅い…。原因を考えながら、
午前はAコースのタイムを取り、午後はオープンクラスもBコースを走るのでタイムを取る。





記録と印象は、
Aコース 最速37秒1。多くは39秒くらい。特に問題なし。
Bコース 最速39秒4。多くは42秒くらい。荒れる。完走率低し。プラウド不時着多発、スロープもすっぽ抜け。

2次へ向けて、リヤブレーキ板のワッシャーを5枚抜く。(右写真)→
4:1ギヤへアップし、37秒3〜38秒8の範囲を狙う。

14:30、芝生に1人分のレジャーシートを広げ、移動モスバーガーでチーズバーガーとハンバーガーを買う。
ボリュームと価格がマックの2倍か? チーズバーガーはマックより美味しかったが、
ハンバーガーはピクルスが入っていないのが残念。体力を維持する為に栄養ドリンクを飲む。
2次は16:20開始の予定が参加人数が多くて結局17:05頃になった。

Bコースへ振られたら即60秒放電する事にして、
事前に60秒放電した再レース用の電池と、Aコースの再レース用のフル充電の2つをポケットに用意して2次の列に並ぶ。
2次出走の行列が長い・・・。


2次予選、筆者2レーンスタート。

(*1周目、2レーンのスロープ手前の影に注意)



他車の脱落で勝ったが 42秒…。3セットの電池の内、間違えて再レース用の電池を入れてしまった??
そして恐ろしい事に、チェッカー後6周目のプラウド着地で斜めに挟まり停まった。
実力で完走してきたと思っていたけれど、実際の状態は綱渡りだったのかもしれない。





マシンを確認すると左リヤ上ローラーが外れかかっている。
経験上、リヤローラーは沈み込む方向へ力がかかるので、プラウドでぶつけていると考えられる。
x3sで接着。

速度不足が電池以外、モーターや車体の原因か確認する為にオープンコースでテスト走行。
3、4、5番の電池を数周走らせてタイムを取ったが、どれも大差出ず。
しかし電池以外に理由が思いつかないので犯人は電池という事にしてゲームを進める事に。(*家のPC画面で妨害されていたと判明)

準々決勝へ向け、電池を明らかにフル充電な1番をマシンにセット、2番を再レース用にポケットに入れる。
ギヤ比を3.7:1へ上げようかとも悩んだが、
超過速度で吹っ飛んで何だったかよく判りませんでしたというゲームにはしたくない為、
37秒3〜38秒8を目指し、2次と同じセッティングで3次(準々決勝)へ臨む。


準々決勝、筆者1レーンスタート。

走りは普通に戻ったが、トップのマシンより遅い…



速度負け。39秒0くらい。

新幹線の予約時間をとうに過ぎているので速攻帰る。筆者おうち帰る!
駅員へ訊いたら、時刻が過ぎた券でこだまの自由席に乗れる事になって良かったセーフ。
東京1の1次
(サイド腹ブレーキ無し)
静岡 1次
(サイド腹ブレーキ着き)
1周目 2レーン8秒08秒3
2周目 3レーン (ウォッシュ通過)7秒07秒9
3周目 4レーン8秒1 (ローラー外れた)7秒3
4周目 5レーン (ウォッシュ&メビウス通過)9秒18秒7
5周目 1レーン (ウォッシュ通過)7秒87秒7
トータル40秒0くらい。39.9秒くらい。
愛知1次
4.2:1
2次
4:1
準々決勝
4:1
1レーン8.0 7.8
2レーン7.57.4
3レーン7.57.4
4レーン7.57.27.5
5レーン9.08.68.9
1レーン 8.0
39.542秒39秒

帰りの電車で速度不足の理由と今後の対策を考える。
黒スポンジに貼ったマルチテープのブレーキ仕様が、ただの板よりもだいぶ摩擦が大きいのではという結論。
ブレーキで減速するから、加速が必要で、ギヤ比を速度寄りにしてもあまりタイムが縮まらないのでは。

遅い原因がブレーキしか思い浮かばないので、次から黒スポンジにマルチテープはやめよう。
皿ビスを使わずにコースを傷つけずに板にする構造を思いついた。

一貫したデータが採れるので、3回ともAコースで走れたのは幸運だった。

翌日ツイッターを見ると、大会が終了したのは19時半とか?  チャンピオンズ優勝 35秒6くらい ハヤシステムさん!

パソコンへ映像を取り込み大画面で観てみたら、2次予選が遅かった理由が判明!
1周目のプラウド後に他車が筆者のレーンへ進入し妨害されて大幅に遅れている。
その後、マーシャルが邪魔なマシンを撤去しようと動いている。
現場で気付かなかった危ない! 次から妨害されるのは常に気をつけないと…。

マシンをチェックしたら、リヤのマスダンパーと中空ピンが無くなっている。うう中空もう売ってないのに勿体無い…。
2次の後は写真に残っているから、準々決勝で脱落した様だ。
FRPを2枚使ってピン打ちしてあったのだが、その内、下側のFRPが剥がれ、上側のピンを失っている。
どうやって取れたんだ…。それ程プラウドマウンテンの衝撃は大きいと考えればいいのか?





開催地モータギア前ブレ後ブレ横マス後マス周回結果敗因/勝因内容
11/30Au 品川1次HD33.7:17.6gx2無し 1位順調に勝利100
11/30Au 品川2次HD33.7:17.6gx2無し3? デジタルでCoスライドダンパー未装着50
 
1/11NY 掛川1次HD34.2:1 シリコン8.8gx24.2gx2 1位速度控えめだが順調に勝利100
NY掛川 2次 HD33.7:1 シリコン7.6gx24.2gx2 2位ギヤ比1つ甘く速度負け60
1/26NY 品川1次 HD34.2:1 7.6gx24.2gx2 1位まだ少し速度上られるが快勝100
NY 品川2次 HD33.7:1 シリコン7.6gx23.4gx2 フジヤマ超過速度Coギヤ比一段速過ぎ30
2/02NY 仙台1次1回目 HD33.7:1 シリコン7.6gx24.2gx2 ウォッシュ超過速度Coリヤローラー高足らず10
NY 仙台1次2回目 HD34:1 シリコン8.8gx24.2gx2 ウォッシュ超過速度Coリヤローラー高足らず10
NY 仙台1次3回目 HD34.2:1 シリコン8.8gx24.2gx2 2位必要電池数え間違い0
2/08NY 大阪1次 HD33.7:1 シリコン13gx2 7.6gx2 1位他車のCo/ブレーキ強過ぎ&マスダン重過ぎ50
NY 大阪2次 HD33.7:1 8.8gx24.2gx2 DB着地で前転フロントブレーキ構造失敗0
 
3/08Sp 愛知HD33.5:14.2gx2無し2位リヤブレーキ強過ぎ40
3/22Sp 品川1SD3.5:1テープ4.2gx2無しスロープ超過速度Coギヤ比一段速過ぎ10
4/26Sp 品川2 1次HD33.5:1テープ僅かに黒7.6gx23.4gx2 3位リヤブレーキ強過ぎ20
シードSp 品川2 2次SD3.7:1無しテープ7.6gx23.4gx2 スロープ超過速度Coフロントブレーキ不足20
5/06Sp 鈴鹿HD34.2:1テープテープ6.7gx23.4gx22位データ解釈誤り0
 
6/21JC 東京1LD4:1テープテープ8.8gx28.8gx23位着地でリヤローラー脱落/それ以外はOK!85
7/05JC 静岡1次LD4:1テープテープ8.8gx28.8gx21位やや遅めだが他車脱落90
7/05JC 静岡2次LD3.5:1テープテープ8.8gx28.8gx2プラウド着地で跳ねフロントブレーキ失敗?40
7/19JC 愛知1次HD34.2:1テープテープ8.8gx28.8gx21位遅めだが他車脱落90
7/19JC 愛知2次HD34:1テープテープ8.8gx28.8gx21位走行妨害され気付かなかったが他車脱落90
7/19JC 愛知準々HD34:1テープテープ8.8gx28.8gx23位フロントブレーキ強過ぎ40


こうしてみると今年のジャパンカップは他車脱落で勝ち進んでいる。根本的に速度上げて36秒台を目指さないとな。

(このページの最新更新日: 2015. 7.23木)
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