2015ミニ四駆ジャパンカップ広島大会

製作・撮影・text by tw / Web公開日:2015.10.13火

2015ジャパンカップ最終予選、広島大会に参戦した。会場は広島マリーナホップ。
前日、広島駅に着いたらダンジョンになっていて、これはまずい場所判らんと、翌日行くバス停を探す事に。
まず宿屋にチェックインして重い荷物を降ろし身軽にした。
この宿は、先週の大阪大会2の後に取ったのでここしか空いてなかった、高過ぎるやや豪華なホテル。
ダンジョンな広島駅付近だと、他の安い宿屋は場所が判らない感じだったのでここで仕方ないのかもしれない。

バス停は15分くらいで見つかった。
夜は多い睡眠薬でも眠りにつけず、氷結を計4缶買って飲んで眠りに入れた。身体に悪い。

7時20分発の広電バス3号線で約37分/260円、7:57マリーナホップ着。
列に並んだら雨が。晴れの予報を信じて傘を持ってきてない、失敗した。
少しして雨が止んで安堵。

スタンプを押すドクターの付近まで進んだら、スタッフが「団体じゃない人居ますかー?」と声かけ。
「はい、一人です」と答えると、前の方へ連れて行かれ、「ハイ、ここから午後ー!」と、ちょうど午前に出走できる最後の人になった!
エントリーシールは796番。端数なのか。


最後のアップデート。

前回の大阪2の結果から、
左右のフロントローラーを0.2mm程右へ寄せた。

リヤの引っかかり防止板のビス頭には、
ダンガンレーサーのパッシングシールを貼った。
モヒカン対策。




ピットを張って、梅のおにぎりを3つ食べて栄養ドリンク飲む。
Aコースのプラウドマウンテン横でタイムを取っていると、なんとZ-FLYERのチャンピオンズKOWATAさんから気さくにお声をかけられた!
うおお まじか!!! 筆者には光栄すぎる事ながら、しばらくお話させて頂きながらレースの様子を観る。
これだけで広島来た甲斐があり過ぎる。

今回のAコースの設営は… プラウド、5レーンから6レーンへ飛ぶのを結構見る。
今までのBコースのプラウドを今回のAコースへ使っている?と思う様な挙動。
これだけなら左へ飛ぶ様にローラーセットすればいいと思うのだが、
恐い事に1レーンから0レーンへ飛ぶ時がたまにある。速度落として早めに着地させるしかないのかなぁ。

そしてもう一つ懸案事項… 下りスロープ直後の180度コーナーで、5レーンと1レーンがたまにすっぽ抜ける。
KOWATAさんは、そんなに速くなくても飛ぶ時があると見抜かれる。

今日のAコース(午前)は、38秒代前半の速いタイムを記録する事はあるが打率がだいぶ低い。
しばし観戦して、KOWATAさんとお別れ。おつかれさまーッす!m(__)m

Aコースのマシン回収する女性マーシャルがちょっと可愛い事に気付く。良く云えば赤江珠緒。悪く云えば北陽の伊藤ちゃん。
2時間半くらいかタイムを取ったところで、ピットへ戻って思考。その場を離れると違う考えが浮かぶからだ。

セッティングメモとにらめっこした結果、車体は家でセッティングしたままの状態で1次を走る事に決めた。
最終戦用に慣らしたライトダッシュに、3.5:1ギヤ、ジャパンカップでしか使えない富士通アルカリ。
フロント:板 3.5mm/リヤ:黒スポンジ全面マルチテープ覆い 5.0mm/サイド腹ブレーキ: 1.2mmシリコン。





数日前に見た夢と同じ内容になった。夢では再レースが認められないという悪夢だったので、
スターターさんへデジカメの映像も見せられる用意もして申告。現実は悪夢ではなくスムーズに再レースになった安堵。
まだ2周目だったので電池交換はしない事に。

と、再レースの車検を終えて気付いた。リヤの板がロックナットではなく普通のナットで止めてある(!)ガーンしまった!!
家でJCJCのLCエントリーで擦るギリギリの高さへ調整した際に、普通のナットでやっていたままだった…(もう遅い)
少しくらい緩んでもいい、脱落はしないでくれ…! 覚悟を決めて再レース。


東京2の反省点で、車体を左へ寄せてスタートしないといけないのに、
一番左側の1レーンスタートで手首が苦しい姿勢で、右へ寄ってスタート切ってしまった!
まずい!と思った2秒後、案の定1コーナーフェンスに引っかかった!
戻って!と願ったら戻った! セーフ! 追い上げろーーーッッッ!


40.9秒くらい。
普通のナットで止めてしまったリヤブレーキ板は、左が1.5mmくらい緩んでいた。
少し長めのビスにしておいて助かった…。

スタート後引っかかったが、1レーンのプラウドと相性悪いかなぁ…。
でも最終コーナーに張り付いて走った(コース左側に寄った)6周目はいい感じに入っていたから、どうするか…。
ローラー位置を動かすか悩む。

1周目 9.5秒くらい
2周目 7.4秒くらい
3周目 7.5秒くらい
4周目 7.5秒くらい
5周目 8.9秒くらい(メビウス通過)
40.8秒くらいか?

1コーナーフェンスに引っかけたのは1秒くらいのロスか。

お昼、ピットで思考して居ると、陽射しが強い。
バッグに入れておいた目薬をさしたらお湯になっている。



まだ2次へのセッティングの最終判断は遅らせて、タイムを取りに行く。
Aコース最速 38.0秒、Bコース最速 38.2秒。どちらもレアケース。オープンクラスは39秒切ればいい感じ。
と、ここでAコースで36.5秒を記録したが、これはストップウォッチの押し間違い??

2次のセッティングを決める。セッティングメモとにらめっこして長考。

リヤに黒スポ全面テープのブレーキを装着していると、39秒を切れない。
サイド腹ブレーキを外すと1秒上がるデータがあるが、
今日はプラウドが荒れていて、一方スロープ登りではあまり飛んでいない。
なので腹は外せない。

結果、リヤブレーキを剥がし、「板」に。
板だと高さのデータが一切無いから全ては想像で、フロント 1.9mm/リヤ 1.5mmにセット。


2次予選の開始予定時刻である15時になったのに、また1次の抽選が入った。
予定のタイムスケジュールより遅れる事も考えた新幹線の予約をしたけれど、正直困る。

しばし待って、2次開始。最初から200番まで呼ばれる。長蛇の列になるから50番づつ呼んでほしい。





やはり1レーンプラウドとの相性悪かったか…。
ちなみにこのレース5台全滅。
後悔は無い。攻めきったし、ローラー位置も考えてこの位置と決めたし、やれる事はやりきった。

1周目 7.7秒くらい
2周目 7.2秒くらい
3周目 8.6秒くらい(メビウス通過)
4周目 7.3秒 (理論値)
5周目 7.4秒 (理論値)
38.2秒 (完走できた場合の理論値)

最後の最後で、速度とブレーキはバッチリだ!

帰宅後に気付いたが、左腹ブレーキのシリコンが剥がれかかっていた。それで右へ飛んだのか。
準々決勝と準決勝は連続で走るから、そこまで進んでいても完走できなかったかな。
x3sで接着してあったが、x3Gで接着すべきだった。(x3Gは後日購入していた。)


開催地モータギア前ブレ後ブレ横マス後マス周回結果敗因/勝因内容
6/21JC 東京1LD4:1テープテープ8.8gx28.8gx23位着地でリヤローラ脱落/それ以外はOK!85
7/05JC 静岡1次LD4:1テープテープ8.8gx28.8gx21位やや遅めだが他車脱落90
7/05JC 静岡2次LD3.5:1テープテープ8.8gx28.8gx2プラウド着地で跳ねフロントブレーキ失敗?40
7/19JC 愛知1次HD34.2:1テープテープ8.8gx28.8gx21位遅めだが他車脱落90
7/19JC 愛知2次HD34:1テープテープ8.8gx28.8gx21位走行妨害され気付かなかったが他車脱落90
7/19JC 愛知準々HD34:1テープテープ8.8gx28.8gx23位フロントブレーキ強過ぎ40
8/16JC 仙台HD34.2:1テープ8.8gx28.8gx2スロープ登り乱れ ブレーキ不足 or フロント桁剥がれ30
8/23JC 東京2LD3.7:1テープ8.8gx28.8gx23Lプラウド右へ飛ぶ左右のタイヤ径違い0
9/06JC 掛川HD34.2:1テープ8.8gx28.8gx2即スローダウン充電池の寿命管理怠り0
9/27JC 東京3 1次LD4:1テープ8.8gx28.8gx21位遅過ぎるが他車全滅40
9/27JC 東京3 2次HD34.2:1テープ8.8gx28.8gx25Lプラウド右へ飛ぶ初Bコース・超過速度??30
10/04JC 大阪2 1次LD4.2:1テープ8.8gx28.8gx21位遅めだが他車脱落90
10/04JC 大阪2 2次LD3.5:1テープ8.8gx28.8gx24Lプラウド右へ飛ぶローラー左寄り過ぎ45
10/11JC 広島 1次LD3.5:1テープ8.8gx28.8gx21位1Lプラウド引っかけるが勝利90
10/11JC 広島 2次LD3.5:18.8gx28.8gx21Lプラウド斜め挟まる腹ブレーキ接着剥がれ70

9大会参戦、1次予選9回6勝、2次予選6回1勝、15セッション8回完走、速度負け2回、7回リタイヤ。

リヤヘビーなマスダン配置は最初から成功だった。

以下、筆者2015ジャパンカップマシンの最終形態。














 長い夏、おつかれさま。


(このページの最新更新日: 2015.10.13火)
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