2016ミニ四駆ジャパンカップ東京大会4 EX

text & photo by tw / Web公開日:2016.10.17月

最終決戦へ向け、守りでマスダンをワンランク重い設定にした。ちょいミスで終わるとか絶対やりたくない。




持って行ったモーターは3つ、使う決断をしたスプリントの3番と、保険のHD3の6番とa1番
ギヤはスプリントなら3.7:1の一択。
今回も、スプリントが1次で遅くて運良く2次へ勝ち抜けた場合にはHD3へスイッチする作戦に。
だがそうならない様にラボで富士通スプリントのテストをばっちりやってある。

事前に、Aブロックは9時30分から9時50分の間に受付しないといけないというタミヤパスポートの案内だったので、
電車が遅延してもいい様に9時20分くらいに青海駅に着いた。もう50名くらい並んでいた。

エントリーすると、青・赤・緑の3色に分かれている事が分った。筆者は赤の37番。ピットエリアはBか。



青が200名、赤が150名、緑が150名でトータル500名くらいのエントリーか。




ピット狭!

10時に入場開始、ピット貼って、前後ブレーキ高さ最終チェック、フロント赤 3.35mm/リヤ赤 3.10mm、ラボデータからの計算上、40秒3を狙うセット。
(尚、フロントブレーキ先端から後方へ貼ったマルチテープは前後2mm覆ってある。)
その後、タイムを取りにダブルドラゴンバックの直後に陣取る。コースは1面。

1次は、45秒、42秒3、5台全滅、40秒4、41秒6、44秒9、44秒6。ここで赤の50番まで呼び出し。
グライドバンクのブレーキ効きは滑っている感じはしなかったので、持って来たままのセットで1次へ。電池は新品の富士通。
車検の列へ並ぶと走っている様子が見え、NRさん39秒1。これが基準タイムだな(と思ってしまったのが今大会の敗因となる)。

3レーンスタート。






本当に今年最後のジャパンカップなので映像撮ってて腕が震えた。
良し通過。しかし速度遅め...。
出走したらピットから出て行かないといけない旨書いてあったので、他の座れる所へ移動、デジカメの動画でタイムを計る。43秒3くらい。遅い…。
ラボテストでスプリントと富士通との相性はやり込んできたので、タイムの遅さはブレーキが効き過ぎていると判断。
エスカレーターが開く11時を待って、作業できる場所へ移動。

持って来たブレーキとタイムの表を観ながらブレーキ高を決めようとして問題発覚、構造上、フロントが3.50mmより高くできない。
仕方ないのでラボでも試した様に、フロントブレーキ先端から後方へのマルチテープの面積で調整する事に。先端から3.5mmまで覆った。
これでブレーキセットは、フロント赤 3.50mm/リヤ赤 3.30mmで、39秒台を狙う。

作業中、ハヤシ先生とオシカちゃんもこの場所へやってきて居た。
2次予選まで時間が無くなってきて、おにぎりを1つだけ急いで食べて、12時半頃、午前に居たピットエリアへ移動、
すると、もう2次予選で自分の番号が呼ばれている。12時45分から2次予選開始だと思ってたんだけど表の見方を読み取り違えてた?
呼ばれている人は急ぐ様にアナウンスされてる。やば。
1件もタイム取る時間無く、ピット貼ってデジカメ腕にセットしてマシンに電池セットして車検の列へ。
すると実況で「今日の2次予選はレベルが高い」と言っている。タイム速いのか。39秒狙いでは足りなかった? しかしもうタイム取っている様な時間は無かった…。

車検を終えると、筆者の3名くらい後ろにZ-FLYERさんのメンバーが!いやあああああああああああああああ!!!!

…5レーンスタート。




ガーーーン1位のマシン39秒台で自分41秒3…。大差つけられて負けた。ちなみにZ-FLYERさんではない女性レーサーだった。

今回のEXは4回戦で決着がつく計算なので、オープンクラスを観戦してから帰る事に。
3回戦(準決勝)のタイムは、37秒8、38秒5、39秒3、38秒2を記録。今日の設営速いわ…。こりゃ39秒狙いのブレーキじゃ効き過ぎて計算より2秒落ちるのも当然だわ。
今日の敗因は一つ、スケジュールの読み違えで2次のタイムを取れなかった。それだけ。いつもの大会スケジュールならこんな事ないんだが今日は初のEXだった。
ほんと筆者初モノに適応できねえなぁ...。

EX優勝は39秒2くらいだった。
JCチャンピオン決定戦は後1時間半待たないと始まらないスケジュールなので帰る。早く酒が飲みたい。

帰りの電車で考えた事は、アルプス対策を重視し過ぎたかなと云う事。XXシャーシでロングローラーベースだとトリプルSが遅い。ダブルヒクオの分重い。










開催地モーターギアタイヤ前ブレ後ブレ前マス後マス周回結果敗因/勝因内容
7/03JC 静岡HD34:125.3赤 2.2mm赤 3.3mm6.7gx28.1gx2 + 4.3gx2アルプス下り不時着減速コンディション把握甘し40
8/14JC 仙台1次1HD3(5番4:126.1赤 2.3mm赤 3.0mm5.9gx26.6gx23位 47秒ラボと公式の差の勘定違い30
8/14JC 仙台1次2HD3(1番3.5:126.1赤 2.2mm赤 2.9mm5.9gx26.6gx21位 42秒3自己状況把握OK97
8/14JC 仙台2次HD3(1番3.5:126.1赤 2.2mm赤 3.2mm5.9gx26.6gx2アルプス下り不時着タイヤ磨耗&マスダン勘違い45
8/21JC 福井1次HD3(7番3.7:126.0赤 2.1mm赤 3.0mm7.2gx26.6gx2スタート後グライドでセミモーター経験不十分0
9/ 4JC 掛川1次HD3(1番3.7:125.8赤 2.2mm赤 2.95mm6.6gx27.6gx21位 42秒9順調に勝利90
9/ 4JC 掛川2次HD3(1番3.7:125.8赤 2.2mm赤 3.15mm6.6gx27.6gx22位 41秒4ブレーキ読み甘し50
9/25JC 東京3 1次SD(5番3.7:125.5赤 2.25mm赤 2.95mm7.6gx28.8gx21位 50秒皆飛んだだけ…10
9/25JC 東京3 2次SD(5番3.7:125.5赤 2.45mm赤 3.4mm7.6gx28.8gx23位 44秒6パワソのテスト不足30
10/02JC 大阪2 1次SD(3番3.7:125.4赤 2.6mm赤 2.95mm6.6gx27.6gx22位 44秒8パワソのテスト不足5
10/16JC 東京4 1次SD(3番3.7:125.2赤 3.35mm赤 3.10mm7.6gx28.8gx21位 43秒3遅めだが勝ち抜け70
10/16JC 東京4 2次SD(3番3.7:125.2赤 3.50mm赤 3.30mm7.6gx28.8gx22位 41秒3タイム取り甘かった10

2016年ジャパンカップは、7大会参戦、1次予選 8回 4勝、2次予選 4回 0勝、12セッション9回完走、速度負け5回、4回リタイヤ。
昨年のジャパンカップが、9大会参戦、1次予選 9回 6勝、2次予選 6回 1勝、15セッション8回完走、速度負け2回、7回リタイヤだった。

XX・ロングローラーベース・ダブルヒクオで完走率は高いが速度は低い結果となった。過度にDDBとアルプスを恐れ過ぎた。
最終戦の最後のセッションで公式自己ベストを出せたのが唯一の救いか。(ラボの方では40秒2がベスト。)

(このページの最新更新日: 2016.10.23日)
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