2017ミニ四駆ステーション大会(1)

text & photo by tw / Web公開日:2017. 5.29月

筆者は3レーンの大会は1年3ヶ月ぶりの参戦だ。
今月のコースレイアウト。
コースアウトする所は、登りスロープを速度超過した時と、下りスロープのフェンスにギャップがある時の2つだ。




バンクアプローチを2枚続けた大バンク。ブレーキが強過ぎるとここで大幅減速してしまう。




他はLCを除いてフラットで、速度を稼げるだけ稼ぎたいポイント。



テスト走行は、5月17日に6時間半、19日に2時間半、これ以上できないくらいみっちりやった。今までここの大会でこんなに努力した事はない。
最速タイムは13秒72。



そして臨んだ大会当日、レース開始の1時間半前くらいにお店に到着。
HD3の5番、5:1ギヤ、タイヤ ノーマル26.8mm、フロントブレーキ赤 1.6mm、腹ブレーキ赤、リヤブレーキ赤 1.0mm、
ヒクオ 4.7gx2/リヤ 新投入の『Zダンパー』2.5gx2、1年前に買って余ったアルカリ・パワーチャンプGT新品 3.14V、でまずはフリー走行開始。14秒80。

次にパワーチャンプRS新品を積むと、あれッ?異様に遅い?
にも関わらず、3レーンの下りスロープでフェンスのギャップでコースアウト。フェンスの段差を修正。

2走目RS、2レーン登りCo。

フロントブレーキを0.4mm下げて1.2mmに。3走目RSで14秒94、バンクべたべたで遅過ぎ。
モーター回転数は2万7600。

HD3の2番へチェンジ、2万8200回転。最初に使った2走目のGTで15秒41。平地が異様に遅い。何かおかしい!!
コースを調べると、平地部分の波打った路面に腹ブレーキが接触していた。テストの時は大丈夫だったのに…。
腹を赤の3mm厚から灰色ブレーキへ交換。
3走目のGTだが異様に遅く、15秒76。トラブってる。パワーソースの何かがおかしい。

HD3の6番へチェンジ、太陽の熱で熱く加熱しておいたRSで16秒86...。
異様に遅い原因は、電池でもモーターでもない。
平地の速度を稼ぎたい所でノーマルモーターの様に遅く、スロープ手前になると急加速してコースアウトする。何なんだ!!!

やっと車体にトラブル箇所を発見できた。フロントのクラウンギヤがドライブシャフトを非常に強く噛んで、左右へカタカタしなくなっていた。何故こうなった?
結局、大会開始までの14時までに完全には治せなかった。肝心のブレーキセッティングを全くできないまま大会へ突入。

タイムアタック1回目、スロープ登り速度超過コースアウト。
タイムアタック2回目、フロントブレーキ赤を新品へ貼り替えて0.5mm低め、バンクべたべたで問題外の18秒台。トップは13秒台。

運営さんへ伺うと、今回はチケット戦じゃないし、まだ14時半前なのでエントリーシートをもう1枚購入して良いとの事。迷わず購入。
フロントブレーキを0.2mm高くし、タイムアタック3回目、2周目スロープ登り速度超過コースアウト。
フロントブレーキ赤を新品へ貼り替え、タイムアタック4回目、0周目スロープ登り速度超過コースアウトでノーカウント扱い。
電池を放電して調整し、タイムアタック5回目、2周目スロープ登り速度超過コースアウト、終了。

この店舗大会において、これまででテスト走行の時から最も努力して最もハードワークをこなしてきたが、史上最も戦えなかった大会になってしまった。



















尚、リヤの『Zダンパー(筆者が勝手に命名)』は、先日Z-FLYERコワタさんから授かったアイディアを、筆者なりにアレンジして造った物です。
お陰さまで、テストの時からリヤが跳ねてコースオフするシーンは1回もありませんでした。

(このページのここまでの最終更新日: 2017. 5.29月)
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