2018ミニ四駆グランプリ ニューイヤー東京大会

text & photo by tw / Web公開日:2018. 1.28日

筆者は予算の都合上、遠征が難しいので今年初場所は東京大会だ。コースは此れ。




事前のフォースラボ テストでは、バウンシングはA-Bなので空気。

しかしブレーキが弱いとドラゴンバックで飛び、強いとライジングチェンジャー60度で停止する難レイアウト。
筆者のVSシャーシのメインマシンではブレーキの位置のせいか完走が困難だった為、
サブのMSシャーシ フレキシブルで、3回完走していた。
これはフレキ云々の問題ではなく、フロントブレーキの貼る位置の差異がポイントだった様に思う。
MSの最速タイムが32秒2だった。
(37走目、水素L4(5走目)、MDP、4:1、Fブレ:後ろ寄りに青 高め、Rブレ:赤 1.1mm(先端にテープ)、Fヒクオ:3.4gx2、Rマス:ノーマルシャフト4本)

しかし筆者が品川へ向け、重視したのはこちらのデータで、
43走目、水素L6(1走目)、HDP 2016、4:1、Fブレ:前寄りに黒、Rブレ:赤 1.1mm(先端にテープ)、Fヒクオ:4.2gx2、Rマス:ノーマルシャフト4本)、2L DB Coだ。
このまま30秒放電して、44走目に32秒5で完走している。(走行後2.72V)

そしてこのまま変えずにメンテだけして迎えた品川シーサイド東京大会。
7時からエントリー開始、午前の77番。


















ドラゴンバック入れる為にフロントヒクオのリフター強め。





午前中にA・Bコースのタイムを取っていると、32秒から33秒が勝ち抜けるラインだ。1台30秒台が居るが、32秒フラットを狙おう。
ネオチャンプをスプリントダッシュモーター無負荷で3分20秒 放電し、2.72Vに。
こんなに長時間放電して大丈夫なのかと不安がよぎるが、データ上これでいい筈なのだ…(と、この時は思っていた)。

いざレース! タイムが速いBコース、3レーンスタート。



遅い!速度負け。ドラゴンバックでブレーキ効き過ぎ、フル充電で大丈夫だった。。。
しかし1着のマシンは30秒台であった様だ。戦闘力でラボで32秒台だった筆者のマシンではフル充電でも勝てなかったか怪しい・・・。
其う云う訳でね、負けました、今年の初戦。
もう駄目だ筆者、必ず速い人と当たる。ステーションでは数学的にありえないのにジャンケンでも負けてる。
もう勝つにはファステストを叩き続けるしか無い。鬱。

(このページのここまでの最終更新日: 2018. 1.28日)



後日談。
筆者が品川から帰った後に、会場は雪が降ったらしい。という事は湿度が高かった事が考えられる。
スポンジブレーキは、湿度が高いと強く効き、エアコンで乾燥していると効きが弱いと思う。

品川は屋外なので砂っぽく、屋内のラボより滑りやすい筈という固定観念に支配され、今回の実際の路面コンディションを読めず負けた。
ラボのドラゴンバックは全然止められないのに、今回の品川のDBはギュッと止まった。(筆者のマシンでは。)

しかし解せないのはライジングチェンジャー60で、ラボではべたっ!と止まったのに、今回の品川のチェンジャーはスルっと登った。
このページ上部のコースの写真を観ると、チャンジャー入口の路面に白い物が貼ってあるが、これが滑りやすくしていたのだろうか?

筆者は半年も公式に出られていなくてレースの基本を忘れてしまっていたが、
もっと予選の様子のサンプルを大量に摂って、今がどういうコンディションなのか把握しなければ勝てない。
それと、ラボでの完走データが少な過ぎたのも敗因。もっと走りこまねば。

開催地車体電池モーターギアタイヤ前ブレ後ブレ前マス後マス周回結果敗因/勝因内容
1/29ニューイヤー東京VSアルカリRSHD3 (a1番4.2:126.9 N板 1.4mm灰 2.1mm7.6gx23.4gx2極寒でアルカリ回らない極寒アルカリ初体験0
3/19スプリング東京1 1次VSアルカリRSPD (B2番3.5:127.8 N板 1.35mm緑 1.1mm7.6gx24.7gx21位 30秒5順調に勝利100
スプリング東京1 2次VSアルカリRSPD (B2番3.5:127.8 N板 1.35mm緑 1.1mm7.6gx24.7gx2バウンシングCoアルカリ温度把握ミス10
4/23スプリング東京2 1次VS水素2.4A 2.82VPD (B2番3.7:127.2 SH緑 1.1mm板 1.1mm7.6gx24.7gx21位 30秒5順調に勝利100
スプリング東京2 2次VS水素2.4A 2.83VPD (B2番3.7:127.2 SH緑 1.5mm板 1.1mm7.6gx24.7gx22位 30秒7電池個体差把握せず10
6/18JC東京1VS水素3.0APD (C2番4:127.2 SH6.7gx22.5gx21位 35秒9速度セット判断的中70
7/02JC静岡VS水素2.8APD (C4番4:127.2 SH6.7gx22.5gx23位 34秒5リヤブレ高攻め過ぎ49
7/16JC東京2VS水素3.0AHD3(B6番3.7:126.2 SH無し無し6.7gx22.5gx2スロープCo深刻な睡眠障害5
1/28ニューイヤー東京MS水素2.2A 2.72VHDP 20164:126.0 SH黒 2.9mm赤 1.1mm4.2gx25.0g激遅速度負け路面コンディション読めず0

(このページのここまでの最終更新日: 2018. 1.30火)
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