ミニ四駆公式大会 申し込み制の仕組みについての意見

text by tw (2016. 5.06金)


タミヤのミニ四駆公式大会申し込みが本日から受け付け開始され、
筆者はスマートフォンを持っていないのでWebの応募フォームから申し込んだが、
その仕様に一抹の不安がよぎっている。それは、(1)同一人物による多重エントリーと、(2)当落発表時期だ。

(1)については、こんな世の中だから、一人で複数エントリーする輩は必ずいるだろうし、
多くの真っ当な参加希望者はそれを危惧している筈だ。

PCのメールアドレスは簡単に多量取得できるが、
Web申し込みフォーム経由で同一人物の多重当選を防ぐ手段は、発信されたIPアドレスで識別する方法が考えられる。
もしそれを実行するソフトウェアが無いなら、手動でだって出来なくもない。
テキスト文書にメールアドレスとIPアドレスを貼り付けて、検索をかければIPアドレスの重複が判るのだ。
一大会の申し込みに同一IPアドレスがあった場合、その人物の申し込みを全て無効にするくらいの対処はしていいかもしれない。

しかし、この方法でもスマホとWebでの同一人物による二重申し込みは防げない。

今回のWeb申し込みフォームに、年齢層の入力欄があるのに氏名の入力欄が無いのは何故だろう?
タミヤが個人情報の収集に関して過敏となっているのなら、
普段からシード権に氏名を記入しているのだからそんな事は問題ではない様に思う。

Web申し込みフォームの改善は可能だと思う。氏名と生年月日の入力をしておけば、
大会当日のエントリー時に、Web申し込みフォームの当選者へ抜き打ちで身分証の提示を求めてもいいかもしれない。

そして(2)の当落発表時期は、
今回のスプリング東京大会2では、大会当日の9日前頃に発表されるとの事だが、
これは遠征で会場へ向かう人達にとっては遅い時期だ。

旅行会社の予約キャンセル料金のかかり方は、(参考データ。大会の前日に出発するプランとして)

無料 大会当日の22日前までのキャセル
20% 大会当日の21日前から9日前までのキャンセル
30% 大会当日の8日前から3日前までのキャンセル
40% 大会当日の2日前にキャンセル
50% 大会当日の前日にキャンセル

といった感じとなる。9日前の当落発表だと、旅行代金の20%のキャンセル料がかかってしまう。
もしかしてこれは宿泊を伴う遠征は遠慮してほしいというメッセージなのだろうか?

最悪の想定は、大会に参加するつもりも無い人達が大量に応募して当選して大会へ行かず、
本当に参加したい人が無駄に旅行会社のキャンセル料を払うかたちとなる事だ。これは不幸過ぎる。

問題点が発覚したら常に仕組みを改善して頂きたいし、それを期待する。


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