筆者による、来(2014)年仕様のF1マシン空力デザイン スケッチ。
これは筆者の作成した、F1マシン デザイン・テンプレートをプリントアウトして、スケッチしてPCへスキャンした。
緑や青の線はボディワーク規定の範囲や制限の区域を示す。
筆者の前作は、来(2014)年規定を満たしていない事が判明した為、とりあえずの来季用のやっつけスケッチを行った。
もう1枚清書し直せば、まともにスムーズでスリムなデザインと出来る筈だが、最早疲れ果てて今は其の気力無し。
[今作の説明]
ノーズ先端高は、規定でリファレンスプレーン上方に185mm以下とされた為、先日の11月15日に発案した 2014年ノーズ高規定 対策案 を使用してロー・ノーズ化を回避した。
今作も、フロントサスのプッシュロッド車体側取り付け部は、モノコックを規定一杯まで広げ、作動性を高めた。
新規定により増大した冷却容量を満たす為、サイドポッドの全高は規定一杯まで高めた。左側がインタークーラー、右側がラジエーターだ。
MGU-H(エンジン排気熱エネルギー回生発電機)は、エンジン吸気の各バンク間に配置。これは減速ギヤレシオを設定できる様にした。
(規定でMGU-Hの回転数は1万2500回転/分以下とされている為。)
エンジン排気管エンドより後方にボディワークがあってはならないと既定された為、エンジン排気管エンドの直前に、中央75mmのエリアを活用してミニウイングを設置した。
(側面視で判り易い。)これが2014年規定において注目のデバイス。
リヤウイングは、スワンネックで取り付けた。これはウイング上面よりも下面の方が“取り分”が高い為。