2006年用 F3マシンデザイン by tw | デザイン日:2006. 4.28金 Web公開日:2006. 4.29土 |
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フロント・ウイングの翼端板は、側面下部を内側へ凹ませた。 これは翼端板の外側の気流を下方へ向けて、前輪の回転方向に合わせる為。 |
フロント・サスのロワアームは、モノコック側面下部に接続し、キールは存在しない。
ディフレクターは前後3段となる構成。(左図: 1,2,3)
プッシュロッドの角度を立てる為に、モノコック上面は両端部分のみが膨らむ(4)。
モノコック上面の高さはやや低い位置として、(6) |
ミラー(1)の位置は、今(2006)年のフェラーリを真似して、 サイドポッドの両端と同じまで外側へ離して配置した。 サイドポッド側面下部はF1の流行に習い、幅を狭くした。(2)
サイドポッド上面は、内側が低く(3)、外側を高くする(4) 段差つきのデザイン。
F3ではエンジン出力が低い事から、車体のL/D比は |
エンジンへの吸気量を制限するリストリクター(1)は、 既存のF3マシンではエンジンカウルの横側に配置されているが、 このマシンではロールオーバー・バーのインダクションポッドに内包した。
ヘッドレスト(2)とサイドプロテクター(3)の間には深く溝(破線で示す)を形成した。 |
リヤ・サスのトーションバー(1)は、ギアボックスの側面に縦に配置した。 ギアボックス上面に配置したピッチ・コントロール・ダンパー(2)はコイル・スプリング付きで、 縦に配置したアンチロールバー(3)とリンクさせた。 左右のダンパー(4)の配置はデザインミス。ギアボックス上面に配置するべきだった。
F3はエンジン出力が低いので、
リヤ・ウイングの翼端板(5)の形状は、 |
左図はオプションとした考案したサイドポッドのデザイン。 サイドポッドの外側を極端に高くデザインし、後部でフェアリングと合流する。 このデザインでは、フェアリング上面の流速は極めて遅くなると思われる。 立体的なサイドポッド上面は、モノコック側面との干渉抵抗が大きいかもしれない。 (このページの最新更新日: 2006. 4.30)
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