「リヤ ロワ ウイングと衝撃吸収バーの調合デザイン」

アイデア&デザイン by tw (スケッチ日:2010. 3.02火 / Web公開日:2010. 3.06土)

2009年度のボディワーク規定変更以来、
各チームはリヤエンドの空力デザインに腐心している。

このエリアで昨(2009)年、最も成功を収めたのはレッドブルの、
リヤ衝撃吸収バーをロワ・ウイングの下側へ潜らせるデザインであった。
そして今シーズンの各チームのマシンの多くはその手法を真似ている。

今回、筆者が発案した空力デザインは左図である。
衝撃吸収バーの上面を斜めの断面とし、
衝撃吸収バーとロワ・ウイングが流速でなるべく吸い付かない様にする。

そして、このデザインでは、ロワ・ウイングと衝撃吸収バーを一体化してはならない。その空間を赤い線で示す

ウイング・ステーは2枚とし、リヤ上段ウイング下面からリヤ衝撃吸収バーの上面両端へ接続する。

これで、ロワ・ウイングの後流をリヤエンドの上昇気流とマッチした理想形と成り、ウエイクを少なく、且つダウンフォースの発生に寄与し、L/Dを向上できる筈である。


(このページの最新更新日:2010. 3.06土

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