2011年用 稼動リヤ ウイング by tw

スケッチ日:2010.12.29水
 Web公開日:2010.12.30木

来(2011)年から、コース上での追い抜きを容易にする為に、
リヤウイングの角度を稼動させる事が規定で許可された。
(一定の条件を満たした時のみ。)

おそらくドライバーがステアリングのボタンを操作し、
油圧か電気モーターを用いてウイング迎角を可変させる事になる。

しかしリヤウイングに迎角の可変機構を用いる事は、
もう規定で導入が決まっているが、安全面の不安は残る。

かなり大雑把に云うと、車体の総空気抵抗の内、
約3割もがリヤウイングで発生しており、
これを安全を保って稼動させる必要がある。


それで今回、メイン エレメントを強固に翼端板と固定し、フラップの迎角だけを稼動させる法方を思いついた…ではなく思い出した。
この手法は何年か前にフォーミュラー・ニッポン(マシンはワンメイク)で見かけた様な記憶がある気がする。
(*Fポンのそれは走行中の可変機構ではなく、事前のセッティングでこうしていた筈。)
メイン エレメントでがっちり固定してある事で、だいぶ強度は確保できるであろうし、
フラップのみの稼動ならば、力学的にも機構的にも、比較的簡単に行えると思う。


(このページの最終更新日: 2010.12.30木)
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