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DRS作動時に3枚翼になるリヤウイング by tw

(発案/スケッチ/Web公開日:2017. 2.09木)

これはおそらくFIAから違反とされると思うが、せっかく発案(と云うのか?)したので掲載しておく。
このアイディアは、筆者が昨夜 睡眠中に、夢の中で読んだ雑誌に掲載されていた写真から起こした物だ。

その写真は、メルセデスの1台が他マシンをオーバーテイクしようとDRSをオンにしたところを斜め前方から捉えた写真で、
その時、リヤウイングが3枚になっていた。

それを観た後すぐに目覚めた様で、起き上がり、あの写真の要点をホワイトボードにサッと描いて、眠いのでまた寝た。
数時間後 正式に起きて、スケッチしたのが下の図だ。



(DRSオフ。ウイングは2枚構成)


(DRSオン。ウイングが3枚構成になる)

つまりメインエレメントが切断してあるのだ。
DRSオフの時は、2枚のメインエレメント同士が一体化しているが、
DRSをオンにすると、前側のメインエレメントと後ろ側のメインエレメントとが離され、3枚翼となる仕組みだ。
DRSオンの時は、後ろ側メインエレメントをフラップがスワンネックで吊り上げる。

もしこの手法が合法であれば、リヤウイングの気流を、DRSオン時により水平に流せて空気抵抗を軽減できる可能性がある。
すると空力デザイナーは、DRSオン/オフ時の気流状態の最適化を求めて、
様々なパターンの3つそれぞれのウイング曲率と前後長を考えなければならなくなる(こういう時は量子コンピュータがあると便利だ)が、
いかなる時であっても、規約はリヤウイングの上段エレメントは2つまでと記述してあるだろうから、今回のデバイスは実戦では登場しないだろう。

しかし、夢で観たあの雑誌は面白かった。

(このページの最新更新日: 2017. 2.09木)
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