『レーシング・ニッポンのご提案。草案』2025年

テキスト&イラスト by tw-idea
Web掲載日: 2025年 3月18日(火曜)

このページの最新更新日: 2025年 3月21日(金曜)
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今回、日本国内の新しいモーターレーシングのカテゴリーをご提案します。
名称は「レーシング・ニッポン」です。
まだ草案の段階ですが、以下概要を綴ります。

趣旨は、日本の技術で生まれた純国産レーシングカーで競い合う、技術的な自由度の高いカテゴリーで、
日本人のデザイナーやエンジニアの創造性やアイディアが勝負の決め手となるレースです。

私は日本にレーシングカー・コンストラクターが必要だと思っていますが、
しかし、国産のレーシングカーがあっても、その車を走らせられるレースが存在しなければ、コンストラクターは生まれないと考えました。
そこで思い立ったのが今回の「レーシング・ニッポン」です。
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下の2つのスケッチは、レーシング・ニッポン車輌のビジュアル・イメージの一例です。

「フォーミュラータイプ」


「ハイパーGTタイプ」

上図の様に、リヤビューミラーを撤去し、オンボードカメラの後方映像をコクピット内へ投影してもレギュOKです。


【車輌 技術規則】

車輌の寸法は、
全幅:1800 mm 以内。
全高:1000 mm 以内。
全長:4300 mm 以上。
ホイールベース:3200 mm 以内。

車輌本体の最小質量:制限なし。
ドライバー最小質量:ドライバー + ウエイト = 80 kg 以上。
(例:ドライバー70kg+ウエイト10kg=80kgで合格)

オンボードカメラと、それに関連する部品に必要な質量:合計 5 kg 以上。
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タイヤ本数:4つ以内。
ドライ タイヤ直径:600 mm 以内。ホイール径は自由。
レイン タイヤ直径:620 mm 以内。

タイヤの最大幅:
前輪:280mm 以内。
後輪:350mm 以内。
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下図は、「レーシング・ニッポン」の車輌ボディワーク制限図です。
緑色の範囲線内水色のエリアにボディワークを設ける事が許可されます。
オレンジ色はクラッシャブル・ストラクチャーの最小寸法です。
灰色はサバイバル・セルで、F1レギュ仕様の物に多少変更を加えました。

尚、このテクニカル レギュレーションは、フラットボトムやステップボトムやスキッドブロックを全て廃止していますので、車体底面を自由な翼形状とできます。

下の画像ファイルは GIF と Jpeg の2つの形式を掲載致しました。
ご都合の良い型式で、または両方を、PC、またはタブレットやスマートフォンヘ保存してください。

(注: このCGは概念図で、ドット表画は正確ではありません。このまま正式な図面へは使用しないでください。)


( GIFファイルです。画像のドット打ち等の精密さは多分保証されますが、最大色数が少ない為、色が雑です。)



( jpegファイルです。普遍的な画像形式ですが、ファイルが圧縮されておりますので多少画質が乱れております。)




【パワーユニット 技術規則】

内燃エンジンの出力は 600馬力 以内、電気モーターの出力は 100馬力 以内、合計 700馬力 以内 に収まる様に、毎年レギュレーションで調整します。
技術開発競争で、PU最大出力が700馬力を超えたら、レギュで翌年の燃料流量や電力を絞る等して700馬力以内へ規制し続ければ、
年々、PUのエネルギー効率が向上し、エコになっていきます。

ただし、シーズン中に700馬力を超えたPUが登場しても、そのシーズン中にはレギュ調整は入れません。
750馬力となっても、そのシーズン中は出走を許可します。
その冬に、翌年の開幕戦に700馬力未満となる様にレギュ数値を設定します。

車輌の燃料タンク容量は、決勝レースの時間の長さによりますが、
仮に1時間30分であれば、「70リットル以内」として、レース中の給油は禁止します。
内燃エンジンへ「時間あたりの燃料流量 制限バルブ」を義務付けます。

その代わり、内燃エンジンの形式は、
自然吸入でもターボチャージでも、直列4気筒でもV型12気筒でも、ロータリーでもガスタービンでも、
排気量が何リッターでも、最高回転数が何万回転だろうと、加給圧が何バールでも許可します。

バッテリーは、走行前にピットでの充電や交換は自由。

トランスミッションのギア段数も、1速でも百速でも、無段変速でも何でも許可します。いつか誰かが大発明をするかもしれません。



【年間 予算制限】

このカテゴリーでは、車輌と設備の開発予算制限をします。ただし人件費は含まれません。
予算はあくまで車輌と設備の開発と製造費ですので、年間10億円する天才デザイナーをチームへ迎え入れても大丈夫です。

【RN-1】クラス
「予算上限 2億円 以内」= 主に自動車メーカーが参戦するワークス・クラス。最大出力 700馬力 以内。
 本格的コンストラクターは、自動車メーカーからの受託で参戦するかたちとなります。

【RN-2】クラス
「予算上限 5千万円 以内」= セミ・ワークスチームやコンストラクターが参戦するクラス。最大出力 500馬力 以内。
 各コンストラクターの攻めぎ合いのカテゴリーです。

【RN-3】クラス
「予算上限 1千万円 以内」= 小規模コンストラクターや、プライベーターが参戦するクラス。最大出力 250馬力 以内。
 車輌の安全基準さえ満たせば、どんなに予算が少なくても参戦可能です。
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ただし、ワンメイクのサバイバル・セル本体のみと、頭部保護デバイスに関する購入額は、上の年間予算上限額に含まれません。



【週末のフォーマット】

・金曜: 午前と午後、フリー走行のみ。
・土曜: 午前フリー走行、午後は決勝グリッドを決める予選。そしてパルクフェルメ。
・日曜: 決勝レースのみ。
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【決勝レース 走行距離と開催時刻】

「RN-3」クラス: 100km程。午前に開催。
「RN-2」クラス: 180km程。昼頃に開催。
「RN-1」クラス: 250km程。午後から開催。

(各クラスの混走は、危険ですので認められません。追い抜く際の速度差があり過ぎます。)



【チーム人員の国籍】

人種差別だと思われるかもしれませんが、これは日本の技術開発力を守る為に必要なレギュです。

・「レーシング。ニッポン」においては、ドライバーを除く、チーム人員の100%が日本国籍でなければならない。
(チーム代表、監督、戦略担当、デザイナー、エンジニア、メカニックに該当する要員は、全員、日本国籍でなければならない。)
 上記、違反があれば、高額な罰金と当該カテゴリーからの追放等、非常に厳しく処罰される。

・レース週末中の会話は日本語でなければならず、英単語は許可されるが、英会話は一切禁止する。



【外国製のパーツの購入について】

・外国製のパーツを購入して予選やレースで使用しても構わないが、
購入代金の90%を税金として「レーシング ニッポン・アソシエーション」へ支払わなければならない。
この支払った税金の金額も、チームの年間予算にカウントされる。

ただしフリー走行やテスト走行での外国製パーツの着用は自由で、税金も発生しない。



以上、2025年 3月21日(金曜)時点での、私による「レーシング・ニッポン」の草案です。

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