目的: | テールトゥノーズとなった際でも、後続車の空力ダウンフォース量を確保し、コース上での追い抜き促進を計る。 |
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手段: | リヤウイングの形状を規制し、後続車への意図的な気流の供給を行う。 |
規定案
[上のエリア]
後輪中心線の後方200mmから590mmまでの間で、
底面はフラット(公差±5mm以内)に成型されていなければならない。ただし、
底面は、リファレンスプレーンの平行線に対して
ボディワークの厚みの最少断面寸法義務として、 |
この規定案について
コース上での追い抜きが可能な空力とする為に、FIAは左右分割リヤウイングを提案しているが、
これまでのF1マシンは、車体底面からディフューザー、リヤウイングの下段、そして上段と、
リヤの下段ウイングを後傾させる必要性があるのは、
尚、上記の規定案では、
下段ウイングに最低50mmの厚みを義務付けた理由は、
リヤウイングの上段では、間隙フラップを許可しておくと大きな迎角とされてしまうので、 尚、サイドディフューザーの跳ね上げの高さも、2005年の規定の75mmから50mmへと削減した。 |
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