【ステップ ド プレーン側面を、斜めや、大きなRとするアイディア】

本Web掲載日: 2024年10月14日(月曜)
発案日: 2024年の春頃
発案&図&テキスト: tw (りゅーき)


F1GPでは、車体底面のテクニカル レギュレーションが、1995年からステップ ド フロアとされた。
1994年の第4戦モナコGPまでは、車体底面は、前から見て、左右方向へ完全なフラット ボトムで、左右へ水平なのであった。
ただ、1995年からのステップ ド フロア規定には空力的な欠点があり、その後流が非常に複雑となる事から、コース上での追い抜きが困難となる副作用があった。

2022年からはグランド エフェクト(地上効果)を重視した車体底面のレギュレーションへと変化があったが、
1995年から2021年までの26年間は、ディフューザー形状のレギュ変更はあったが、タービュランス(後方への乱流)問題は常に抱えて居たのではないか?と筆者は想像している。

そこで今回筆者はステップ ド フロア規定を採用している各カテゴリーへ、以下の提案をしたいのだ。




(ステップ側面が、縦へ垂直ではなく、斜め45度とした。)


車体底面。 リヤの左右の合流は、レギュで如何様にも出来る。


そして、これは筆者による、最終的な、【大きなR】のステップ ド プレーン規定案。


これならば、下側や横側へ、気流が滑らかに流れるであろう……、おそらく。
筆者が考えるに、現状のCFDや風洞では解析に限界があり、
実際にこの車輌を2台作成してみて、コース上でテール トゥ ノーズで走らせてみて、その乱流がどうか???を計測しない限り、効果の程は判らないかもしれない。

ただ もしも、筆者のこの案が、現状の問題解決に寄与できるならば…?と想い、今回、Web掲載する次第であるのである。以上。

[Site TOP]  [twアイディア]