段差付きサイドポッドとミニウイングの連携手法

  idea & illustration & text by tw  (2008. 8.26)



サイドポッド側面





サイドポッド上面に段差を設け、内側を低くしてリヤウイングへ気流を多く供給し、
外側は高くして前輪からの乱流を気流を絞る事で整流する筆者お馴染みの手法。

この手法の場合、高くした外側のサイドポッドを後方でどう処理するかがテーマとなる。

今回発案した手法は、内側と外側の気流を明確に隔離し、
内側を通過する気流はリヤウイングへ供給して、
外側の側面の気流は内側へカーブさせてミニ・ウイングへと導く様にした。

この様にデザインすれば、サイドポッド側面下部を狭く絞り込む現代F1の空力処理と上手くマッチすると思う。

ただ、来(2009)年からの規定では、この部分はウイングの設置が禁止される様なので、
今回筆者が発案した手法は2008年シーズン限りのものとなる。


(このページの最新更新日:2008/ 8/27
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