「ドライバーの尻を50mm上げ、ステップ フロア幅を自由にデザイン」

  発案&スケッチ:2010.12.01水 / Web公開日:2010.12.06月



規定でステップ・フロアの最小幅は(車体中心線から左右へ150mmまで=)全幅300mm。

しかし、ドライバーの腰+シート+モノコック、の幅は300mmよりも広い。

そこで、ドライバーの尻の位置を50mm高くすれば、ステップ フロアの幅は自由にデザインできる!と思いついた。



(図) ドライバーの尻の下の辺りまでは、
車体中心線から左右へ150mmまでをリファレンス・プレーンとし、
車体中心線から左右へ150mmから700mmまでをステップ・プレーンとした。


これによって、ステップ幅の広げ方を自由にデザイン出来る。



左図の案は、多段ディフューザーが禁止される2011年より以前なら有効であったかも知れないが、2011年シーズンからはレギュ違反の形状かもしれない。

我ながらある意味、画期的なアイディアかも知れない。
多段ディフューザー禁止された以上、もう必用性は無いと思うが、
せっかく思いついたので掲載して置く。

ドライバーの尻を50mm高くさえすれば、
フロアのデザインなぞ どうにでも自由に成るのである。

これにより車体底面によるダウンフォース発生中心位置は、
デザイナーの思うがままに設定できる。(レギュ違反でなければ。)



F1GPで1995年シーズンから導入されている「ステップ・ド・フロア規定」については、このページを参照

尚、上図の案がレギュ違反ならば、1995年〜2010年のほぼ全てのマシンは、車輌ボディーワーク規定違反と云う事に成るのではないか?
これは非常に重要な問いかけなのだが、おそらくはほぼ全てから無視されるであろう。



(このページの最新更新日: 2010.12.06月)

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