フォーミュラーマシン用に、新しい概念のサスペンション アームを発案した。
ウィッシュボーンを、上下にXの字にクロスさせるのだ。
これで従来より大幅に、車体下部の気流がサスアームに乱されなくなる。
このアーム形式が実用に耐えられるなら、空力性能への寄与度は高いと思われる。
ただし上から見た時に、クロスしたアームはそのままではお互いが干渉するので、
2つのアームの前後スパンを変えたり、アームを途中でカーブさせる等する必要がある。
そして、上図ではストローク時のキャンバー変化が大きいので、
2つのアームの長さや取り付け位置を最適化しなければならない。
下は筆者が試作したXアームの動きだ。
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