[ English language ]

4輪独立イナーターと、バネ下マスダンパー by tw

(発案、スケッチ日:2016. 6.16木 / Web公開日:2016. 6.17金)

まずは4輪独立イナーターだ。
(これには勿論イナーターだけでなく、並列させてオイルダンパーも併用した方が良いだろう。)



過去、F1ではイナーターをピッチコントローラーとして装着しているのを観てきたが、
この様に、各ホイールごとにイナーターを装着する例はあるのだろうか?
筆者が知る限りは無い。と云うか、近年のF1マシンではサスの内部ユニットを目にする機会自体が少ないので、判らないのだ。

尚、今回の図では示さなかったが、イナーターは急激に突き上げられるストロークの時に破損する恐れがあるので、
重りの円周を二重構造として、速過ぎる動きには滑る仕組みが必要だ。



次は、バネ下マスダンパー。
(これも並列させてオイルダンパーも併用する。)
これはベルクランクに直接、マスダンパーの本体を生やす。



こちらはイナーターとは逆で、急激な突き上げストロークに反応する。
重りの上下にはコイルスプリング&オイルダンパーを仕込み、バンプ方向とリバウンド方向で減衰力を変える。
バンピーなサーキットで一度テストしてみたいアイテムだ。
路面がフラットであっても、連続して縁石へ乗り上げるサーキットなら意味があるかもしれない。
これはフォーミュラよりも、悪路を走るラリー向けか。

(このページの最新更新日: 2016. 6.17金)
[Site TOP]   [twアイディア]