2008年 1月14日、BMWザウバーの2008年用マシン「F1.08」が発表された。 写真は、F1-Live.comや、GPUpdate.net等を参照。 以下、概観から筆者の私見を記す。 各部パーツの呼称については、[各パーツの名称]ページを参照。 昨年のF1.07と今年のF1.08に車体の全体的な概観に大きな差は見受けられないが、それでも各部分はより洗練されている。
ノーズコーンは短めで、フロント ウイングのメイン ウイングは2枚に別れた。
BMWザウバーの特徴は、フロント ウイングを規定一杯の範囲まで延ばしている事だ。
前輪ホイール外側のカウルは、一部はタイヤの外側まで伸びている。
フロントサスは、車体側の接続部分、前後のアッパーアームとプッシュロッドの3箇所はそれぞれカウリングされた。 エンジンカウル両脇のミッドウイングは、マクラーレンを真似たバイキング式に加えて、更に水平翼を追加した。 この水平翼は現行の規定の中で実行できる新しいアイディアだ。 これらは大きくなったサイドプロテクターが乱す気流を整流させる役割があるのかもしれない。
サイドポッド上面にはシャークルーバースリットが切られている。 サイドポッドのフェアリングフィン下側にはミニ・フラップを設ける等、芸が細かい。
リヤ サスペンションを収めるカウリングの膨らみは大きめで、 (このページの最新更新日:2008. 1.15)
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